文応元年(1260年)7月16日。
鎌倉仏教の中で、ひときわ目立つ日蓮が『立正安国論』を鎌倉幕府に提出した。
・地震
・暴風暴雨
・飢饉
・疫病
など各種災害への対策を行うべし――と、ここまでは常識的な見解だが、同時に
・法華経を信じよ!
・浄土宗は謗法(ほうぼう・正しくない仏教)だ!
と主張し始めるから事態は妙な方向へ。
『立正安国論』が引っかかるのは、その中に
「他国侵逼(しんぴつ)難(侵略)がおこるであろう」
という予言があったことだ。
そう。
鎌倉時代と言えば、歴史の授業でもお馴染みの国難があった。
しかも二度も……元寇前夜の鎌倉を描く、マンガ「日本史ブギウギ」、第99話スタート!
不屈の男
立正安国論
確執の発端
伊豆法難
時宗デビュー
将軍解任
侵略者
8代執権
元寇に勝利した八代目執権・北条時宗は他にどんな実績がある?34年の短い生涯
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※次週へ続く
【過去作品はコチラから→日本史ブギウギ】
著者:アニィたかはし
武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を連載。
従来の歴史マンガでは見られない角度やキャラ設定で、日本史の中に斬新すぎる空気を送り続けている。間もなく爆発予感の描き手である(編集部評)