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おんな城主直虎レビュー

『おんな城主 直虎』感想レビュー第25回「材木を抱いて飛べ」

更新日:

こんばんは、武者震之助です。ついに気になるあのビッグネーム、キャスト発表です。

◆松平健:「おんな城主 直虎」で武田信玄に 「少しおちゃめに演じたい」(まんたんウェブ

今川義元織田信長に続いて「イメージそのまんまの信玄」ですね。有名どころはイメージに忠実に描く、というのが本作の姿勢でしょうか。
それにも関わらず、なぜか新鮮みがあるのは彼らの周囲が「凡人」だからかもしれません。周囲が小さな星だからこそ、一等星の輝きがかえって際だつ。そんなところでしょうか。

 

気賀で材木が売れる! そこには龍雲党も……

今週は材木伐採や染色、そして操船指導がいるようです。

井伊家がいよいよ材木を販売できそうだと喜ぶ一方、今川家を取り囲む情勢は悪化しています。
武田家は、武田勝頼の妻に織田家から姫を娶り(龍勝院)、両者は接近。追い詰められた今川氏真は、「塩留(経済封鎖)」を強めます。経済的に逼迫した商人たちは、駿府を逃げ出し気賀へと移ってしまいます。

井伊では虎松(のちの井伊直政)が小野政次と囲碁を打っています。
精神的に成長が見られるようです。

直虎は張り切って材木に焼き印を押させ、はしゃいでいます。
材木は建築資材ですから、大量に売れるというのは戦が近い、あるいは何者かが軍事施設建築を計画している可能性もありますが、直虎はそこまでは考えていないようです。

井伊から材木が気賀へと運ばれ、直虎は運搬の指揮を執っています。中村与太夫を通して成川屋という商人も材木を買ったようです。気賀にはあの龍雲丸とその一党がおり、現在は「よろず請負屋」、わけありの様々な仕事まで請け負う、便利屋をしているようです。与太夫は、龍雲丸が変わったのは直虎のおかげだと思い感謝しています。その龍雲丸とその一党も、直虎の様子は気になっているようです。

材木が成川屋に売れたことを、碁盤を挟んで政次に報告する直虎。政次の関心は材木の売り上げよりも龍雲党にあるようです。政次は、気賀に城を作り商人を統制しようとしている、と報告。直虎は気賀の商人による自治体制がどうなるのかと心配します。しかしこの話は来週まで持ち越しです。

 

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井伊の材木は三河(徳川方)へ流れたのか!?

駿府では氏真が気賀を誰に治めさせるか、頭を痛めています。

愛妻・春から父(今川義元)に似ていると言われてまんざらでもない氏真。

そこへ、気賀に徳川と通じる商人がいるという報告が届きます。
氏真は政次を呼び出し、嬉しそうに「僥倖とも言うべき話、いよいよその時が来た」と持ち出します。氏真の笑顔とBGMが不気味です。政次の表情は複雑ですが……その心中は果たして。

直虎は綿布の染色現場を見回ります。商人のチェックをするあたり、しっかりしていますね。直虎は今井方久に、気賀の商人自治が危ういと相談します。

そこへ、政次が今川からの使者・関口氏経を連れて来たと梅が告げに来たのでした。
氏経は井伊が松平と通じている、申し開きに来るようにという、氏真からの下知を伝えに来たのです。

久々に今川に呼び出されてピンチという展開です。井伊直満(第1回)、井伊直親(第12回)は申し開きで討たれ、直虎は機転で切り抜けたものの、次はないと警告されていました(第15回)。

しかしそもそも直虎にとって、今回の件はまったく身に覚えがありません。

どういうことかと言い返す直虎。政次が、井伊が取引をした成川屋が松平と取引をしていたのだと説明します。これは辛い展開だ!

直虎は成川屋がどこに売るか知らなかった、と弁明します。政次はそれならば直虎は迂闊、三河に近い重要な土地を任せられないと言います。氏経は「大きな商取引をするならちゃんと今川に許可を取れ、そうしない、忠義が足りないからこうなるのだ」と駄目押しします。

ここで中野直之が怒り反論します。

うーん、これは今川方の言い分にも分はあるでしょう。材木を大量に売り払うのならば、警戒すべきです。直虎は落ち着き払って、あとで改めて駿府へ申し開きに行くと返答します。成長の跡が見られます。氏経は政次の屋敷に去ってゆくのでした。

 

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直虎潰しの理由は何でもOK 今川は小野に任せたいだけ

直虎は材木横流しについてよりも、要するに小野に井伊を渡したいのだろうと相手の手の内を読んでいます。焦っても無駄だと言う直虎からは、昨年の真田昌幸的とは言い過ぎかもしれませんが、成熟したふてぶてしさがにじみ出てきました。

直虎は一人で碁を打ち、策を練ります。同じころ、政次も直虎とそうするかのように碁を打つのでした。

井伊を支える二人は、打開策を練ります。政次の背後からなつがそっと抱きつき、これならば怪しまれないであろうから、何か頼んで欲しいと訴えます。

うーん、まさに献身です。どこまで献身か、どこから愛情かちょっとよくわからないところがもやもやしますねえ。政次はなつに掌を重ねるものの、気持ちはありがたいがどこに誰がいるかもわからないから、と返します。

「殿は落ち着いておられた。きっと切り抜けられる、大事ない」
そう自らに言い聞かせるよう、つぶやく政次でした。この場面もそうですが、本作は役者の顔や表情を最大限に綺麗に撮影するこだわりを感じます。

直虎は、今川は弁明を聞く気はないと見抜き、策を練ります。
まずは材木を成川屋から買い戻して駿府に運ぶ。それができないならば、気賀で材木を大量に買い、「井」の焼きごてを押して、材木を駿府に運ぶ。
上の二つができないようなれば、龍雲丸に命じて三河に届く前に材木を奪還する。

こう指示を出し、奥村六左衛門と方久を気賀に送り込みます。

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奮闘する六左衛門らは龍雲丸に取引を持ちかけます。

 

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