豊臣秀吉は織田信長に二度仕える――日輪の巨星落ち冥界に魔王現る【戦国boogie-woogie134】

 

【前回はコチラから】

長い日本の歴史の中で、最も出世したのは誰か?
藤原道長やら岩崎弥太郎やら道鏡やら。著名人は数あれど、豊臣秀吉のごとく裸一貫から位人臣を極めた方は皆無であろう。
関白・太政大臣なんて、選ばれた貴族だけがそのポジションに到達することができ、武士、ましてや一介の平民からのし上がって獲得するなど夢のまた夢であった。

男は、派手好きであった。女好きでもあった。
子宝には長きに渡って恵まれず、やっとご懐妊かと思ったら「聚楽第落書き事件」などを起こし、少しずつ御家の歯車を狂わせていく。

悲しき天下人、豊臣秀吉。
苛烈すぎる、その生涯が今まさに……。

 

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最後の最後まで祭り大好き~醍醐の花見

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◆秀吉さんによる大々的なイベントと言えば、真っ先に北野大茶会を思い浮かべるかもしれません。
天下人や当世きっての茶人が自ら茶を入れる――という趣旨でしたので、そりゃもう「さすが派手好き、祭り好き!」といったところですが、それに負けず劣らず開かれたのが醍醐の花見でした。
会場は京都伏見の醍醐寺。広大な敷地に集った参加者は女性ばかりで1,000人以上!
そりゃフラグも感じようってもんでして……。

 

五大老なんてムリだろって、わかるだろ

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◆豊臣秀吉と前田利家。
織田信長さんの家臣時代から苦楽を共にしてきた2人も62歳と60歳になり、戦国時代としてはもうかなりの高齢となっておりました。
五大老となって徳川家康を抑えられるのは利家だけ。秀吉もそれはわかっていたでしょうけれども、同時に年齢が2つしか違わぬことも把握してないワケがない。
先々を考えると、心底辛い状況です。

 

巡り巡って阿弥陀如来 善光寺からの祟りなり

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前回の当連載で触れましたように善光寺の阿弥陀如来様は、川中島の戦いによる戦火から免れるため武田信玄が甲斐へ持ち込み、後に信長の手へ。それが巡り巡って秀吉さんの元へ。
と、そこに何やら不吉な携帯音。なんだ、何が起きたんだ!!!

 

日本史上No.1の出世男 ついに薨去(こうきょ)

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◆徳川家康と豊臣秀吉の年齢差、わずか6年。されどこの6年が日本の歴史を大きく左右しました。
しかも家康は現代に知られるほどの健康オタクですから、出世男の秀吉とは心構えが違ったのでしょう。伝統の強みと申しましょうか。武家の家に生まれた――というコト自体も、長い目で見れば大事だったのかもしれません。
日頃の摂生って本当に大事ですね。皆さまも、塩分控えめに。

 

冥界の入り口で恨みの魂、立ちはだかる

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◆現れたのは、甥っ子の豊臣秀次と、信長の三男・織田信孝さん。
いずれも秀吉が自害へ追い込んだ者たちとして知られ、特に織田信孝さんなどは切腹の際に
「昔より 主を討つ身の 野間なれば 報いを待てや 羽柴筑前」
という激しい憎悪を表した辞世の句で知られます。まぁ、それでも強いんすね、秀吉さんの方が。

 

威勢がいいのぅ サル~!

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◆いやぁ、こうして見ると、やっぱり信長さんも魅力的だなぁ。
2人があの世でどんな会話をしているか。
きっと我々凡人には及びもつかない次元でもって、笑いあってそうですね。
秀吉さん、サヨウナラ……

 

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知ってる?切腹のお作法と痛~い現実! 腹を切っただけでは壮絶に苦しみ、チョ~悲惨な末路が待っている

 

悲しんでるヒマはない! 次回からは徳川覇王編だぁ!戦国boogieトビラ徳川覇王編

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コメント

    • アニィたかはし
    • 2016年 11月 07日

    鬼武蔵使い様こんばんは、いつもありがとうございます
    家康クンはもう、ちょっと嫌なヤツの片鱗現れ始めてるので
    このまま行こうと思っています。今後ともよろしくお願いいたします

    • アニィたかはし
    • 2016年 11月 07日

    うぐいす様こんばんは、いつもありがとうございます
    秀吉さん退場シーンは描く時も、しんみりしながら描いてました
    利家もしんみりですが、ここはもう前向いて家康クンに
    頑張ってもらおうと思っています。今後ともよろしくお願いいたします

    • 鬼武蔵使い
    • 2016年 11月 07日

    ついに秀吉フィニッシュですか。これまで読んだ戦国ものの中でも、アニイの描く秀吉キャラは一番嫌な奴ぽかったと思います。
    地味だった家康君もこれから、こうなっていくのか。地味に期待して時々コメント残してきますね。

    • うぐいす
    • 2016年 11月 06日

    秀吉さん退場ですね><
    すっごくすっごく寂しいです!!
    最後の信長さんとの会話、ちょっと泣いてしまいました。
    それぞれに思いをもって天下を目指してたんだなあとしみじみしました。
    家康さんが主人公だと少し地味な感じですけど(笑
    事実だから仕方ないのかな〜?
    秀吉さんが退場したら、もうすぐ利家さんも…ですね。
    ちょっと辛い展開が多い気がしますが、楽しみにしています。
    がんばってください!

    • アニィたかはし
    • 2016年 11月 03日

    匿名様こんにちは、コメントありがとうございます
    「戦国無双やbasaraのプレイヤブルキャラになりうる武将で」を
    付け加えさせてくださいwいろいろイメージ補完を要求する作品で
    申し訳ございません。今後ともよろしくお願いいたします

    • 匿名
    • 2016年 11月 03日

    金森長近さんも信長公のことを知ってるけど

    • アニィたかはし
    • 2016年 11月 02日

    乙様こんばんは、いつもありがとうございます
    秀吉さんとうとう退場になりました。「秀頼を頼む!」のシーン
    入れる構想はありましたが、臨終場所に都合よく主要キャラたちが
    集まってるというイメージが降ってこなかったので、こんな感じになりました
    半島で奮戦する武将たちについては次回触れさせていただく予定です
    モブキャラ風味漂う家康さんですが精一杯センター寄りになるよう
    描いていきます。今後ともよろしくお願いいたします

    • 2016年 11月 02日

    秀吉が家康に「秀頼のこと、秀頼のこと、頼みましたぞおお」(花の慶次のシーンを連想)
    と、未亡人好きの家康に茶々を後妻として押し付ける?シーンを、どうかよろしくでーす。
    徳川覇王編ですね。戦国ブギウギの表紙?もいつのまにか新しいのが登場してる。

    • 2016年 11月 02日

    醍醐の花見って女ばっかりだったの?。初耳でした。(大茶会を最初に連想した私)。
    秀頼がもうすこやかな少年になっていて驚きです。前田利家の老け込みが重症ですね。利家も秀吉も死期迫るフラグの草津温泉です。
    寧々は若い!カワイイ。太閤危篤「早くきて!」ですか。やっばー。朝鮮半島では凄まじい殺戮が行われている頃のハズですが、と思いつつ、次の4コマ冒頭で、秀吉臨終。あーあ、ついに秀吉死す。家康ひさしぶりの登場。頬がちょっと老けてますが30代の肉体!。ヤツの時代到来ですね。利家も死期近く、とても家康には勝てない雰囲気強烈。
    次の4コマではなつかしい信長登場。秀吉が黒髪でビガー!と若さと切れる頭脳だったころが描かれて、遠い昔の思い出を懐かしむようです。「地上での活躍見ておったぞ。なかなかの仕切りっぷり見事じゃった」「地獄で天下を取りましょうぞ」と、まさに大団円の終結のよう。って、このあと関ヶ原の大 会戦ですが。「口調が変な感じになってんぞ」って言われてみれば、秀吉は天下人だか家来なんだかごっちゃな口調ですね。ついに秀吉編も完。家康は主役っぽくなさそうだけど、関ヶ原はさすがに掲載しなくちゃならないだろうから、主役は三成かなあ。

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