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【日本史マンガ】平安時代は藤原北家のターン! 冬嗣と良房の暗躍、始まる

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薬子の変をご存知でしょうか。

藤原仲成と藤原薬子の兄妹。
平城上皇に取り入った薬子でしたが、嵯峨天皇との権力争いに破れて、彼女は自害、仲成も前代未聞の「射殺」という非業な最期を遂げました。

かくして嵯峨天皇の治世は藤原式家は没落するのでありますが……。
藤原不比等の息子たちによって興された藤原四家(ふじわらしけ)はそう簡単に「退かぬ! 媚びぬ! 滅びぬ!」な一族でありまして。

【貴族の王者・藤原四家】
・藤原武智麻呂→藤原南家 ※藤原仲麻呂(恵美押勝)
・藤原房前→藤原北家 ※藤原冬嗣・藤原時平藤原道長
・藤原宇合→藤原式家 ※藤原百川・藤原種継・藤原薬子
・藤原麻呂→藤原京家 ※マイナー・藤原浜成

平安時代に入り、権勢をふるうことになるのは藤原北家です。
皆様ご存知、あの藤原道長の家ですが、彼ら摂関家(摂政関白になれる家)の台頭となるワケであります。

その道はやはり血を避けては通れぬものであり……。

日本史ブギウギ、第38話、スタート!

日本史初!

◆藤原冬嗣は、朝廷内でも最高位となる左大臣まで出世していた藤原北家のエースでした。

その次男が藤原良房
追って詳細を記して参りますが、臣下で初めて摂政となった人物です。

彼が起点となって同一族は反映を極めていくのですから、その手腕も何となくご想像できましょう。
もちろん生易しい手を使うワケもなく……。

 

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皇位継承

◆淳和天皇も、結構な地味キャラでありますが、父親は桓武天皇です。

つまりは平城天皇や嵯峨天皇の弟(異母弟)であり、彼の母・旅子は式家・藤原百川の娘でした。
と、母親は生後間もなく亡くなっていて、なかなか切ない環境で育っておりまして。

在位期間中は、地方政治を立て直すなど地道に仕事をされています。

こうした穏やかな性格は宮中の政争を嫌うところであり、自身も即位を望んでいなかった様子が窺えまして。
ましてや息子の恒世親王(つねよしんのう)はできるだけ遠ざけようとしておりましたが、結局、病没してしまいました。

 

嘉智子の志

◆橘逸勢は、最澄&空海らと共に遣唐使として唐に渡ったことで知られておりますね。

また、その際、中国語が全然できずに嘆き悲しみ、それがかえって「書」を勉強する機会となり、後に三筆として日本史に登場するフシギな人物です。
※三筆……空海・嵯峨天皇・橘逸勢

そのイトコ・橘嘉智子は嵯峨天皇の皇后です。
相当な美人として知られ、橘氏では初、そして最後となる皇后ですが、息子が後に仁明天皇(にんみょうてんのう)になりまして。

この仁明天皇が即位するにあたっては藤原良房が絡んできて、実にややこしいことになるのであります。

 

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藤原の暗躍

◆淳和天皇の子供に恒貞親王がおりました。
恒世親王を病没で失っていた同天皇にとっては、この皇太子が次期天皇候補です。

しかし……。
橘嘉智子と嵯峨上皇の間には正良親王がおりまして(後の仁明天皇)。

藤原良房の狙いは、まさにそこでした。
良房の妹が正良親王(後の仁明天皇)に嫁いでおり、その間に生まれた道康親王の将来的な即位を狙ったのです。

娘を后にして孫が天皇――という手法からは少し外れますが、いずれにせよ影響力を発揮できる立場になるわけで。
さて、その狙いはどのような結果へ導かれるのでしょうか……。

 

※次週へ続く

【過去作品はコチラから→日本史ブギウギ

著者:アニィたかはし




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武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を連載。
従来の歴史マンガでは見られない角度やキャラ設定で、日本史の中に斬新すぎる空気を送り続けている。間もなく爆発予感の描き手である(編集部評)

 

 





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