平安末期の権力を真っ二つに切り裂いた保元の乱。
崇徳上皇と後白河天皇の両者に、源平、摂関家が従い、その体制は以下のようなカタチとなった。
【崇徳上皇方】
藤原頼長
源為義・頼賢・為朝
平忠正
【後白河天皇方】
藤原忠通・信西
源義朝
平清盛
注目すべきは平清盛と源義朝――と受験では習うが、実はこの戦いの主役は彼等にあらず。
最強の弓マシーンとして日本の戦闘史に輝く、源為朝である。
異常に発達した体格、右腕から繰り出される弓は、戦況にいかなる影響を与えたのか。
マンガ「日本史ブギウギ」、第66話、スタート!
八郎見参!
平家撤退
兄・義朝
弟・頼盛
悲しみの上皇
流れ矢
頼長の最期
嘆きの忠実
あわせて読みたい関連記事
前九年の役で台頭する源氏! 源頼義と源義家の親子が東北で足場を固める
続きを見る
後三年の役~頼朝の高祖父・義家を武士のシンボルに高めた戦いとは?
続きを見る
保元の乱はまるで平安時代の関ヶ原 ゆえに対立関係を把握すればスッキリわかる
続きを見る
平治の乱で勝利を収めた清盛の政治力~源平の合戦というより政争なり
続きを見る
※次週へ続く
【過去作品はコチラから→日本史ブギウギ】
著者:アニィたかはし
武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を連載。
従来の歴史マンガでは見られない角度やキャラ設定で、日本史の中に斬新すぎる空気を送り続けている。間もなく爆発予感の描き手である(編集部評)