鎌倉幕府や江戸幕府と比べ、存在感の薄い室町幕府。
『足利将軍なんて1ミリも権限なかったんじゃないの?』
とすら思われがちだが、それなりに将軍の発言権は強力で、諸大名、国衆たちも一応は命令を聞いていた。
それが崩れ始めたのは、やはり応仁の乱。
中央の戦乱が地方へと拡大していったとされるが、その一因になったのが
【守護―守護代―諸勢力】
という支配構造の崩壊であろう。
守護に代わって守護代、あるいはそれ以外の諸勢力が国の支配者へとのしあがる――世にいう下剋上が本格化し始めたところでマンガ「日本史ブギウギ」、第134話スタート!
市街戦顛末記
波及効果
朝倉離脱
越前の支配者
西陣南帝
和平交渉
さらば赤入道
そして細川も
※次週へ続く
【過去作品はコチラから→日本史ブギウギ】
著者:アニィたかはし
武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を連載。
従来の歴史マンガでは見られない角度やキャラ設定で、日本史の中に斬新すぎる空気を送り続けている。間もなく爆発予感の描き手である(編集部評)