毎週土曜日13時50分に大河ドラマ『べらぼう』をマンガで振り返る――。
第35回放送の注目は、黄表紙ファンとして尊敬する蔦重や喜三二に背中を押されていると思い、勘違いで突っ走ってしまう松平定信でしょう。
贅沢を楽しむ一橋治済、子作りに励む徳川家斉のモンスター親子とは完全に軋轢が生じ、政権運営に早くも注意信号が点灯。
そんな定信に対し、蔦屋重三郎や作家たちはどう対処するのか……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!
大ファン
◆蔦重や黄表紙は、なんとも厄介な方をファンに持ってしまいました。
愛があると、可愛さ余って憎さ百倍ともなりますので……。
栗山先生
◆嶋田久作さん演じる柴野栗山。
実は平賀源内と同世代かつ讃岐出身で、両者共に高松藩と縁があるという特徴があります。
しかしフラフラとしていた源内に対し、儒学者として知られた栗山はシッカリと学者としての経験を積んでおりまして……そうした要素が、松平定信や一橋治済にどんな影響を与えてゆくか。
投石
◆田沼意知のときは一橋治済の手先だった丈右衛門が投石していました。
彼はもう既に死んでおりますが、史実でも意知の葬儀で投石があったとされ、絶対に無いとも言い切れず……。
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