なんてワイドショーが鼻息荒い今日このごろ。
他人の男女関係に厳しい我が国の風土は何も今に始まったことではなく、江戸時代にも敏腕政治家を巻き込んだ一大事件が起きました。
絵島生島事件(江島生島事件)です。
大奥の女性による逢引が発端となったこの一件。
現代にまで語り継がれるほどの事件なのか? と思われるかもしれませんが、これが徳川の政権運営にも微妙に影響しているからなかなか侮れません。
ドタバタの中からは暴れん坊将軍も生まれ……マンガ『日本史ブギウギ』第195話スタート!
子供将軍
◆月光院は6代将軍・徳川家宣の妻で、
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家宣の死去後に落飾(仏門入り)していました。
しかし次第に、低い身分から成り上がってきた間部詮房との仲を疑われるようになり、しまいには「家継って詮房の子では?」なんて噂話が広がったほど。
おそらく彼女も、まだ幼い息子のため間部に協力を惜しまなかっただけでしょう。
そんな折……。
スキャンダル
◆この江島、実は月光院の部下。
現代ならば、イケメン俳優と女性エリート官僚の密会とも言えるこの一件が事件化してしまい、巡り巡って間部詮房の失脚にも繋がってしまました。
大奥の夜遊びスキャンダルに巻き込まれた 間部詮房は屈指の出世人だった
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尾張徳川
◆家康の九男・徳川義直から始まった尾張藩。
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結局、将軍争いは……。
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