足利家に連なり、将軍職に就くこともできるほど高い家格の今川家。
戦国時代には、いち早く分国法『今川仮名目録』を制定(1526年)し、守護不入の宣言などで戦国大名への道を歩むと、ほどなくして輩出されたのが今川義元だった。
東海道最強――。
そんな称賛から「海道一の弓取り」とも讃えられる義元は、当初、家督可能性の低い三男(あるいは四男説も)だった。
しかし兄二人が急死したため、その座が転がり込んできており、実は、その直後から御家騒動が勃発するなど、決してラクな道を歩んだわけではない。
しばらく「戦国時代」の続いている、マンガ「日本史ブギウギ」、第143話スタート!
※戦国ブギウギもリニューアル連載しております
黒衣の宰相
◆黒衣の宰相と呼ばれる僧侶は主に次の方たちです
【黒衣の宰相】
信西→後白河天皇の側近
満済→足利義満・足利義持・足利義教という計3代将軍に仕えた
太原雪斎→今川義元の参謀
安国寺恵瓊→毛利&豊臣を渡り歩いたが関ヶ原の戦い後に処刑
金地院崇伝→徳川家康の側近
南光坊天海→徳川家康の側近
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【知ってるようで意外と知らない日本史モヤモヤ】
【足利将軍一覧】
①足利尊氏(1338-1358年)
②足利義詮(1359-1367年)
③足利義満(1369-1395年)
④足利義持(1395-1423年)
⑤足利義量(1423-1425年)
※足利義持(1425-1428年)代理
⑥足利義教(1429-1441年)
⑦足利義勝(1442-1443年)
⑧足利義政(1449-1474年)
⑨足利義尚(1474-1489年)
⑩足利義材(1490-1493年)
⑪足利義澄(1495-1508年)
※足利義稙(1508-1522年)10代足利義材の再登板
⑫足利義晴(1522-1547年)
⑬足利義輝(1547-1565年)
⑭足利義栄(1568-1568年)
⑮足利義昭(1568-1588年)
【難解な名前】
②足利義詮→よしあきら
⑤足利義量→よしかず
⑨足利義尚→よしひさ
⑩足利義材→よしき
⑭足利義栄→よしひで
【過去作品はコチラから→日本史ブギウギ】
著者:アニィたかはし
武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を連載。
従来の歴史マンガでは見られない角度やキャラ設定で、日本史の中に斬新すぎる空気を送り続けている。間もなく爆発予感の描き手である(編集部評)