『西郷どん完全版第壱集Blu-ray』/wikipediaより引用

西郷どん感想あらすじ

『西郷どん』感想あらすじ第20回「正助の黒い石」


大久保はむしろ暗殺計画に乗り気だった!?

突如、橋本左内と吉田松陰が死んだからとプンプンしている人々が出てきます。
薩摩が天下の笑い者になるから井伊直弼を殺すと言い出すのです。
そこで、大久保は止めるのです。

ああー、だめだ、ここまでわっぜ雑に「安政の大獄」描いちゃだめだ、意味がわからない。

「戊午の密勅」のことも出てきません(井伊直弼がキレる決定打。本作は史実と違い、西郷どんがくださせた主犯という設定)。

大久保の言動もおかしい。
実はこのとき、むしろ暗殺計画に乗り気だったはずです。
その大久保を制止するのが、久光だったのです。

久光がやっとここで困り出す描写が出てきますが、これもひどい。
久光の行動する動機が、大久保の提案になっています。

ここまでぐっちゃぐちゃに歴史をかきまわしてしまうと、もはや手の施しようがありません。

歴史のテストなら赤点の答案です。
確かにこれはドラマですから、正しくなければダメということではない。
面白くわかりやすくなるならいい。

しかし、本作の場合はどちらでもありません。

日本史を受験目に選んだ高校生は、本作を見るのは辞めた方がよいです。
保護者の方、よくご検討ください。

 


「オレらの動きチクったのかオメー」

ここで「精忠組」らしきもののアジトに、【わっぜ大げさなBG】を流しながら久光登場。

身分が高い人物が、突如訪れる場面をインパクトのために繰り返す。
しかし、今回だけでもお由羅の大久保家訪問に続く天丼展開になってしまい、むしろしつこさだけを感じさせます。

ここでドーンという効果音とともに「精忠組」とテロップが出ます。

彼らは後世、便宜的にそう呼ばれているのであって、そんなふうに公式的に名乗って活動していたというのとは違います。
ましては久光が命名したものでもありません。

この時点で時刻は8時間31分。
あと9分で井伊直弼を殺さねばなりません。それが本作の8時40分セオリーだからさ。

大久保は仲間から、「さては久光に俺らの動きチクったのかオメー」とか言われます。

うーん、このヤンキー漫画オマージュっていうかさぁ。
もうなんなの、この薩摩隼人。

ここで例のわんちゃんのことまで出てきて、そこまで出世したいのかオメーとシャウトされまくります。

ずーっとみんな怒鳴りあっていて見づらい。字幕を入れないと意味が取れません。
滑舌が悪い。薩摩弁が悪いんじゃない。演技指導と演出が出来ていない。

単調さをごまかすために、音楽だけはやたらと仰々しくしています。

 


新七だけが納得いかず

さて、そんなふうにシャウトしまくっていた薩摩隼人たちは、
【大久保は西郷どんを救いたいんだね】
と勝手に納得したところで黙り始めます。

さあ、あと5分。
5分でどうやって井伊直弼を殺すのでしょうか。

この安っぽいシャウト連発のあと、いきなりやられるのかな。

有馬新七だけが納得せずに文句を言い出します。

有馬ってどんな奴だっけ?

本作では、うるさいモブAくらいの存在感で、西郷どんの郷中仲間設定でした。
と言われてもわからない人が多いでしょうから、ものすごく雑に「寺田屋事件」の伏線を入れていましたけれども。

そろそろ井伊直弼斬首ショーに移行したいのでしょうが、まだ37分。あと、もうちょっと!

いや、むしろ、5分以内で「桜田門外の変」やるんですか?
マジで? マジ? お、あ、おおおおお? できるの?

 

直弼の最期はいかに壮絶なシーンとなる!

ここで本作は、大久保夫妻の会話を入れます。

シャウトとうってかわって、こういうしんみりした場面では、声量を極端に絞ります。
そのためやっぱり聞き取りにくいのです。本作のセリフのわからなさは方言のせいにされていますが、演技指導と脚本、そしてやたらとうるさいBGMの弊害のほうが大きいのではないでしょうか。

さあ、38分。

そろそろ井伊直弼の籠を出さないとまずいぞ! 大丈夫か!

と思ったらラブラブ大島パートに……。あと2分で「桜田門外の変」をやるつもり?
こういう緊迫感、むしろ不要なプライスレス。

ここで、大久保の手紙を受け取り、西郷どんびっくり、井伊直弼の死を知ります。
ビーチに籠が置かれて、それが切り替わって、すごくあっさりと襲撃場面が流されます。

……スゴかった。

本作の「桜田門外の変」は型破りだそうですが、むしろ形無しでした。
まさか奄美大島ロケで予算が尽きた?と言いたいほどで、画面中央に籠がデンと置かれ、銃を持つ手、そして次の瞬間には、用を足している最中にドアを開けられたような井伊直弼が映る。
そしてよくわからないうちに、襲撃終了。

えっ……これだけ?
ろくに殺陣もないまま、終わり?

う、う~ん。
本当に2分でやっちまった。
せっかく名前が出てきた有村俊斎の弟2人も超高速ナレ死でした。

この時間配分は流石にないでしょ。わんちゃんとか、いらなかったでしょ!
オーマイガッ!

西郷の初陣となる「禁門の変」も、この調子なら2分でいけますね。
お虎と遊んでフラフラして、そして8時39分から御所砲撃。

ちなみに史実では、井伊直弼が死んで西郷どんはウッキウキワクワクで浮かれていたそうです。
えらいものを見てしまいました。これは伝説になるわ。

 


MVP:アリーナ・ザギトワ選手とマサル

かわいい犬とそれを抱く飼い主は、このニュースだけで十分でした。

 

総論

今日は本作がいかに「耳に悪いか」について、ちょっと書いておこうと思います。

今週は登場人物が、喉を悪くしそうなほど絶叫する場面が続きました。
見ていて聞き取れない部分もあり、字幕に頼りました。

ただでさえ聞き取りにくいところに、大仰なBGMが重なるので、本当に辛いのです。

その一方で、しんみりとした会話ですと、ボソボソとくぐもったような声で話すため、これまた会話が聞き取れないという。
渡辺謙さんもかなり怒鳴っていましたが、彼はかなりクリアな滑舌なので、どうにかなっていたのかもしれません。

ちなみに昨年の『おんな城主直虎』も、若手役者中心にシャウトする場面がありました。
ただし、寡黙な人物の中に数名エキセントリックな人物がいる構成ですし、ずっと怒鳴りっぱなしではありませんでした。発音、滑舌もクリアでした。

本作は、一体何なのでしょう?
演技指導や演出の問題がある気がします。

前期の朝の連続テレビ小説『わろてんか』も、男性中心に滑舌が壊滅的なことになっておりまして。
他のドラマでは問題の無い役者さんが、この作品ではボソボソと喋るため、こちらは大変困りました。

根本的な音声演出が間違っているのではないでしょうか。
これ以上ストレスが溜まる作りにされるのは困りものです。

 


蛇足1「ドラマ」は「製品」ではない

他者の意見にいちいちつっかかっていくのは、狂犬じみていてあまり好きではないのですが。
ただ、この記事は的を大きく外しているので、脇の甘さに突っ込まざるを得られません。

◆大河「西郷どん」の視聴率がイマイチ伸び悩むワケ(→link

原作はベストセラー作家の林真理子さん、脚本はドラマ「ドクターX」シリーズで知られるヒットメーカーの中園ミホさん。出演者も、若手実力派として人気の鈴木亮平さんを主演に、世界の渡辺謙さん、美人女優の代表格・北川景子さんら今をときめくスターばかりで、第18話(5月13日放送)から登場した二階堂ふみさんの体当たりの演技も見事です。
どこから見ても、「よくここまでヒットの要因をそろえましたね」とため息が出る、ピカピカの布陣です。

PRの観点からみて、ピカピカの布陣というのは、おそらく本作の制作者も同意見で、だからこそ駄目なのでは?と思います。

ドラマというのは一種の芸術、アートです。

日曜夜8時にお茶の間で流れるものを芸術だなんて大げさな、と思うかもしれませんが、それを言うならシェイクスピアの演劇だって、はなっから王族だけじゃなくて庶民も見るものでした。

ドラマは、製品ではない。
売れ線を会議で決めて、好感度の高いタレントに広告させれば売れる――そういう製品とは別物なんですよ。

第一に、芸術としてよいものを作らなければ、本作みたいに番宣をどっさりと作ったところでついてこない。
売れそうな要素があるから安全ですね、と慢心した結果がこの惨敗なのです。

「よいもの」ではなく「安全牌」を探したところで、結果は無残なものです。

今年のカンヌ映画祭で是枝裕和監督の『万引き家族』がパルムドールを獲得しました。
おめでとうございます。

あの映画だって、PR観点から見たら、
「貧乏で万引きしている家族なんて、汚いから見たくない」
と却下されるのではないでしょうか。

制作会議を通りやすいものより、視聴者に自信を持って見せたいものを作らなければ、失敗は必至です。

“汚い西郷”は見たくない!
まず、「西郷どん」が時代のニーズにマッチしていない点をあぶり出します。
これまでに放送された20話を改めて振り返ってみます。すると、今の視聴者には「見たくない」と目を背けられそうなシーンが多々あります。無精ひげを伸ばし、汗臭そうな“汚い西郷”が頻繁に登場するのです。たとえば、第15話(4月22日放送)には、心身ともにボロボロになって薩摩に帰る西郷が出てきました。汗だくのその姿は、何日も風呂に入らず、見るからに強烈な悪臭を放っていそうな雰囲気でした。

これについての反論は、特に行数を使う必要を感じません。

毎日お風呂に入っていそうなイケメンと(ちなみに史実での吉田松陰は身なりを気にしませんでした)、中盤以降はキラキラのお召し物ヒロインが微笑んでいた『花燃ゆ』の惨敗はどう説明するつもりでしょうか。以上。

これには、現代人の情報の取り方が激変している、といった社会的背景も絡んでいます。マイクロソフト社が2015年レポートで「現代人は8秒しか集中できない」という調査結果を発表しました。この調査を受け、テレビやインターネットの業界では、集中できない人々を振り向かせる情報発信方法を模索しています。

これもまったくもって的を外し、かつ現代人は鶏レベルの脳みそだから、それにあわせましょうとコケにされているとしか思えないんですよね。

本作って、端々からそういう「鳥頭フレンドリー要素」をむしろ感じますけどね。
毎回8時40分に盛り上げるとか。伏線のパスを回またいで投げないとか。制作側が、登場人物の言動矛盾を気にしていないとしか思えな台詞だらけとか。

これについての反論も、たとえば『ゲーム・オブ・スローンズ』のような複雑なドラマが世界的にヒットしているという反論で打ち消すことができます。

『三国志』レベルの登場人物と、あふれんばかりの固有名詞。
そういう情報で溺れそうなドラマを、視聴者は家系図や年表、地図まで見ながら熱心に見ています。

堕落とは、「現在人は鳥頭だからガバガバなもの作ってええやんか」、と思うところから始まるのです。
視聴者が「鳥頭」だからガバガバなものを作る、違うでしょう? 手抜きでしょう、それは。

歴史上の人物の半生を1年がかりで振り返るのが大河ドラマの原則ですが、こうした視聴環境の変化を考えると、西郷ファンは彼の生涯を良く知っているだけに、序盤をスルーし、カッコいい西郷の活躍シーンを期待して待っている可能性も考えられます。

この段落は、西郷隆盛の人生をふまえて書いているのか、とても気になるところです。

今回、大河ドラマとして目新しい企画といえば、原作、脚本、音楽のいずれも女性が手がけていることが挙げられるでしょう。

昨年は?(※原作はなし)

もしかしたら、「女がつくる大河なんて」というセクハラまがいの偏見を持っていて、離れていったオジサンたちもいるかもしれません。
しかし、それは単に時代遅れというだけです。

ここについては同意しますが。

そのあとで、こう書かれているから頭を抱えてしまう。

「大河ドラマファン」を自認する熟年おじさんの中には、フェイスブックやブログでこの違和感を発散させている人もいます。

ドラマファンで史実に文句を付けているのが、熟年おじさんだけ。
女性は史実を気にしない、歴史が好きではない、という性別偏見漏れていますよね。

これこそ「セクハラまがいの偏見」そのものではないですか?

実際に史跡巡りをしてみましょう。
女性もたくさんいます。
素晴らしい女性の歴史研究者もたくさんいらっしゃいます。

しかし、この時点で斉彬は薩摩に帰っていなかったというのが定説で、すぐさま、インターネット上には「大河ドラマなのに史実と違う」という歴史マニアの指摘があふれました。
後に西郷隆盛の妻となる糸が、ドラマの冒頭から登場して西郷に恋心を抱く展開にも、「史実と異なる」という批判が相次ぎました。このような一つひとつの違和感の積み重ねが、歴史好きの大河ファンの反感を招いている可能性は否めません。

ちなみに一昨年、昨年の大河ドラマも史実を制作者がアレンジしていますが、そこまで批判は出ていません。

一昨年の秀次自刃関連、昨年終盤のクライマックス「本能寺の変」の真相を何重にもねじる構成は、むしろ高評価もありました。

大河ドラマファンや歴史フィクションファンの地雷となる台詞ナンバーワンは、
「あなたみたいなうるさいファンは、歴史と違うと嫌なんでしょう?」
です。

そういうとき、大河ドラマファンは『直江状』を叩きつける直江兼続のような顔をして、
「歴史と違うのが嫌なのではなく、その結果史実よりつまらないのが嫌なんです。できないくせに歴史をつまみぐいして引っかき回さないでいただきたい」
と言いたいわけです。

この先、「蛤御門の変」や「江戸城の無血開城」といった西郷が活躍する局面に入れば、少なくとも「カッコいい西郷が見たい」という西郷ファンや、「史実が見たい」という大河ファンはテレビの前に戻ってくるはずです。

いや、無理ですね。
このペースで行くと、そういう場面が入るのかどうかすらあやういです。

こういうPR視点のような評論に全力で反論してしまうのは、それを真に受けた制作陣が迷走することがたまにあるからです。

綺麗な格好をすれば受けますよ、なんてまかりまちがっても思っちゃいけません。
そういう話をしても、誰も何も得るところはありません。

 

蛇足2「体当たり」の演技?

先週に関して、絶対おやじ週刊誌的な取り上げ方があるだろうと思っていたら、案の定ありました。

◆二階堂ふみが奄美大島で語った「西郷どん」の“ヌードシーン”(→link

西郷の前でハラリと着物を脱ぎ、「私を見て」「私をアンゴ(島妻)にしてください」と迫る愛加那。さすがにバストまでは映らないものの、肩の曲線も露わな二階堂の“大河的にギリギリ”な情熱的演技に、観客は固唾を呑んだ。

女優だとこういうこと書きますよね。

斉彬の前で、褌一丁になり相撲を取る西郷。さすがに裸にはならないものの、ヒップの曲線も露わな鈴木の“大河的にギリギリ”な情熱的演技に、観客は固唾を呑んだ。

みたいなこと書きます? 男優は書かずに女優だけこういう記事が出るって、それこそど真ん中のセクハラまがいじゃないですかね。

肌をあらわにすることを「体当たり」だの「情熱的演技」だのいうの、どうかと思います。鈴木亮平さんの相撲も、「体当たり」かつ「情熱的演技」でしたよ。

すんごく古くさくないですかね。
男性俳優が内面性のある役作りを讃えられのに、女性だと衣装の露出や肉体的なセクシーさばかりを褒められるって、もうそういうのやめにしませんかね。私はそういう話はしません。

本作は鈴木亮平さんはじめ男優も脱いでいるから、ある意味男女平等かもしれませんが。
もう21世紀ですよ。

世間ではカリスマ写真家のミューズだったモデルが、性的な被害を告発する理由ですよ。
その時代に、「ヌードだ、わー! 体当たりだ」って。

そういうことを賞賛する空気が、いろいろなものを踏んづけてきたというのが、昨今の#Metooの嵐ではないでしょうか。

 


蛇足3 イマジナリービューアーに取り憑かれて

この記事がなかなか面白かった。
『花燃ゆ』や本作の失敗理由にかなり踏み込んだ内容です。

◆テレビ業界に蔓延する“謎のおばちゃん像”って? メディアに「多様性」が必要な理由(→link

たむら:内部の話をすると、F3層(50歳以上の女性)の数字を取らないと視聴率が取れないというのがテレビ業界では大スタンダードになっているんですね。

それで、男性スタッフたちは謎の主婦像を描いていて彼女たちに受け入れられるものを作ろうと一生懸命努力しています。

よく会議で、「そんなのおばちゃんは見ないでしょ」「そんなのはおばちゃんにはわからないでしょ」という言葉が何度も出てくるんです。

作り手の男性たちにある“謎のおばちゃん像”は何か? って言うと、要するに「難しいことが嫌いなバカ」なんです。彼女たちは、自分より下の人をバカにして笑って溜飲を下げているというイメージで、そういうイメージが一人歩きしているんです。

前述引用した記事には「大河ドラマを突っ込むおじさん」像が出てきました。
どのみち実態を伴わない謎の視聴者像が一人歩きして、勝手に想定して分析している点では共通していると思いました。

『花燃ゆ』や、『西郷どん』のBL描写(いつあったっけ?)に飛びつく女性ファンの想定像も、これに近いものがあると思います。

イケメンが出てきたり、男同士が出てきて絡み合えば、どんなに陳腐で馬鹿げたドラマだろうと飛びつく「馬鹿な女性視聴者」がいるだろう。そういう皮算用が、透けて見えます。

だから、
「幕末男子の作り方。」(『花燃ゆ』)
だの、
「一つ確かなのは、男にも女にも大層モテたということ。」(『西郷どん』)
だの、暴投した見所をブチあげてしまう。

繰り返しますが、
「イケメンが出てきたり、男同士が出てきて絡み合えば、どんなに陳腐で馬鹿げたドラマだろうと飛びつく馬鹿な女性視聴者」
なんてものは作り手のぬるい脳内にしか棲息していません。

イマジナリーフレンド(想像上のお友達)ならぬ、イマジナリービューアー(想像上の視聴者)なのです。

いい加減そういう呪縛は捨てた方がよいと思います。


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著:武者震之助
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【TOP画像】
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【参考】
西郷どん感想あらすじ
NHK西郷どん公式サイト(→link)等

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