まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ96話 独眼竜とアニキ景綱は理屈っぽいヤリトリがお好き?

秀吉の天下が徐々に固められている頃、奥州では一人の傑物が台頭していた。

独眼竜・伊達政宗である――。

父・輝宗より名門伊達家の家督を相続し、17代当主になったのが1584年で、この年、畿内周辺ではまさに【小牧・長久手の戦い】が行われていた頃。

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後に小田原遅参では死装束で現れるなど、奇抜なエピソードで知られる政宗は、奥州を席巻した実績から遅れてきた天才などと称されることもあるが、果たして成長の背景にはどんな事情があったのか。

今回は、幼き頃より政宗をサポートしてきた重臣・片倉小十郎景綱(政宗の10才年上)と共にご注目!

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高級茶碗

◆高級品として名高い先祖伝来の茶器を政宗が割ったというエピソード。

「高い茶器にビビってしまう自分がイヤだから割ったんだ!」という、なんだか回りくどいお話でして、同時に「さすが政宗、面白いやぁ」と後世の人間は微笑ましく思ってしまいますね。

そもそも政宗はお茶に興味はあったんでしょうか。

小田原の遅参で秀吉に謝罪した時、現れた前田利家に「千利休を紹介してちょ」と言ったなんて話もありますが、それも太閤向けのパフォーマンスだったという見方があり、ほんと面白い御方です。

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二代目

◆伊達政宗と言えば、必ずセットで語られるのが片倉小十郎景綱でしょう。

伊達家の重臣であり、生涯政宗と行動を共にした名将としても知られますが、政宗に子供がいないときに生まれた実子(後の片倉重長)を殺そうとしました。

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政宗は必死になってこれを阻止。その手紙も現存されており、おそらく事実であり、凄まじい気概も感じます。

いやぁ、伊達家って家臣もエピソードに事欠かないですなぁ。
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