まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ63話「片手千人斬り」で武田の最期に大花火!昌恒が見せた

2020/04/29

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戦国ブギウギ63話
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涙の森

◆追い詰められた勝頼は、岩殿城へ逃げ込もうとしましたが、直前で小山田信茂に裏切られ、天目山へ逃げこむしか道がなくなりました。

しかし、一時は生き残った信茂も、後に信長の命令で殺されてしまいます。

ほんと武士の身の振り方って難しい……。

 


思案石

◆天目山へ逃げた勝頼一団は、もはや自害の道しか残されておらず、その時間を稼ぐため織田軍に立ちはだかったのが土屋昌恒でした。

昌恒は片手で藤のつるをつかんで崖から落ちないように身体を支え、もう片方の手で刀を握り、織田軍を迎え撃ったのです。

「片手千人斬り」とも「片手切り」とも伝わっているこの伝説。勝頼の最期に、一応の花を添えたことだけは間違いないでしょう。

なお、土屋さんの息子・忠直は、このときの父の活躍が認められたのか、後に徳川家康によって2万石の大名に取り立てられます。

忠義者、バンザ~イ!


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本連載の過去作品→戦国ブギウギ
もう一つのマンガ連載→日本史ブギウギ

著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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