そう問われたら、戦国ファンの100人中98人ぐらいが「この人!」と答えるであろう、豊臣秀吉。
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身分高めの女性を片っ端から側室にして、揃いも揃えた美女軍団の中で、とりわけ有名なのが「茶々(淀殿)」である。
今回は、もう一人のお姫様にもご注目!
出自や血筋においては茶々と比べて遜色ない、側室としてのポジションを争った京極竜子(松の丸殿)だーーーーーー!
従姉妹同士
◆茶々と竜子は従姉妹です。
【二人の関係は?】
浅井長政の姉の娘・京極竜子
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浅井長政の娘・茶々(初・江)
京極竜子さんは、もともと若狭の名門・武田元明に嫁いでおりました。
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しかし元明は、本能寺の変後の戦乱で明智光秀についてしまい、間もなく死亡(自害説も)。
事実上、旦那を殺され、そしてその仇・秀吉の側室になるのですから、これはもう絶望的なシチュエーションというか何というか……。
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運命の出逢い
◆茶々と竜子の関係をさらに複雑にさせてしまったのが、その妹・初と京極高次でしょう。
二人は夫婦になります。
そのせいか京極高次は秀吉の覚えよく、女のお陰(七光り)で出世した「蛍大名」などとも揶揄されてしまいました。
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まぁ周囲のやっかみというやつですね。
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