まんが戦国ブギウギ

信雄のポンコツ対応に家康ズッコケ秀吉ニヤニヤ~まんが戦国ブギウギ91話

2020/07/29

本能寺の変が起きて以来、山崎で明智 光秀を討ち、賤ヶ岳で柴田 勝家を倒すなど、順調に天下人街道をのぼっていた豊臣秀吉

最大の障壁として立ちはだかったのが徳川家康だった。

1584年3月、そんな両者は初めて激突する【羽黒の戦い】。

後に秀吉側からは森長可池田恒興などが戦死者するなどの犠牲を出しながら、しかし、両軍は決して大戦に発展することはなく、そのまま半年が過ぎていった。

一体、この戦は、誰がどう終わらせるのか――。

小牧・長久手の戦い編、いよいよ最終回!

 


講話への道

◆滝川一益を蜂起させて家康の背後を衝こうとするなど、なりふり構わなかった秀吉は、遂に方角を南へ向けました。

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その先にいるのは、この合戦の総大将でもある、アノ御方。

信長の子どもたちの中でも愚将として知られる……。

 


信雄陥落

◆勝手に伊賀を攻めてボコられたり。家臣を疑って殺したり。

数々の失態で知られる織田信雄さんですが、その最たるケースがこのときだったのかもしれません。

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目先の恐怖に負け、家康を放置して秀吉と和睦――。

だからこそ世紀の凡将扱いされるのかもしれませんが、この信雄さん、結局、1630年まで生き永らえておりますので、本当の勝者だったのかもしれません。

秀吉と最後までガチでやりあっていたら、殺されても不思議じゃなかったですしね。

 

さらさら越え

◆秀吉と家康の講話により、困ったのが北陸で張り切っていた佐々成政さん。

【末森城の戦い】では前田利家に跳ね返されてしまいましたが、「まだまだやったるわい!」とばかりに雪深い冬山を越え、家康に面会します。

しかし、あえなく却下――。

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信雄が折れ、家康も合戦を続ける理由がなくなり、少し考えればコレ以上は無駄な粘りだとわかりそうなものなのに、成政さんの熱い心がそれを許しません。

そして、その思いは一歩間違えると……。

 


黒百合伝説

◆成政の側室・小百合は、他の女性たちの嫉妬を買い、成政に(別の男と浮気をしていたと)讒言されたとも言います。

成政は、その激しい性格から、この讒言の裏を取ることもせず、小百合を成敗。

その際、小百合は黒い百合が佐々家を滅ぼすという言葉を残したという逸話もございまして……。

いずれにせよ、黒い花なんて不気味でしかありませんよね。ここでは茶々の心の歪みのほうが気になっちゃいますが。


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本連載の過去作品→戦国ブギウギ
もう一つのマンガ連載→日本史ブギウギ

著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

書籍版『戦国ブギウギ』です!

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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