まんが戦国ブギウギ

数正に裏切られて失意の家康~真田にも負けるのか まんが戦国ブギウギ94話

2020/08/11

こちらは2ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
まんが戦国ブギウギ94話
をクリックお願いします。

 

出奔!

◆第一次上田合戦で徳川が負けたことはよく知られております。

が、その原因はなんだったのでしょう?

新たな軍勢を送れば、結果的に大軍で勝てたんじゃないの? と思われるところですが、この頃、三河の小大名時代からの重臣・石川数正が豊臣秀吉のもとに出奔します。

豊臣秀吉
豊臣秀吉の生涯|足軽から天下人へ驚愕の出世 62年の事績を史実で辿る

続きを見る

これが非常に大きかった。

一部には豊臣と徳川をつなぐ「楔」なんて好意的な見方もありますが、数正の出奔を機に、徳川では軍制を一から練り直すなど、大きな転換期を迎えております。

甲州流軍学
家康が学んだ信玄の「甲州流軍学」徳川軍に採用されたその後どうなった?

続きを見る

まぁ、これで結果的に天下を取れたのかもしれませんが……。

 


忍者

◆実際のところ、忍者って今も謎が多いんですよね。

真田十勇士の佐助や霧隠才蔵はもちろん架空の人物ですが、その他にしてもあまり史料は残されておらず。

理由は漫画の通り、隠密だからこそ歴史には残されないわけで……だからこそ魅力的でもありまして……。


あわせて読みたい関連記事

真田昌幸
真田昌幸の生涯|三成に“表裏比興の者”と評された謀将 その実力とは?

続きを見る

真田幸隆(真田幸綱)
真田幸綱(幸隆)の生涯|信玄の快進撃を陰で支え 真田氏の礎を築いた昌幸父

続きを見る

天正壬午の乱
天正壬午の乱|滅亡後の武田領を巡り 徳川・上杉・北条・真田が激突した大戦乱

続きを見る

真田幸村(真田信繁)
真田信繁(幸村)の生涯|ドラマのような英雄だったのか 最新研究から実像を考察

続きを見る

真田信之の生涯を史実から振り返る|父の真田昌幸、弟の真田信繁(幸村)と離れ、徳川家康のもとで真田の血筋を守り抜いた生き残り術に注目
真田信之の生涯|父の昌幸や弟の信繁(幸村)と別れ 戦国を生き抜いた知略とは?

続きを見る

第一次上田合戦
第一次上田合戦|真田昌幸が魅せた戦術の妙 徳川軍を翻弄した“智略”とは?

続きを見る

甲州流軍学
家康が学んだ信玄の「甲州流軍学」徳川軍に採用されたその後どうなった?

続きを見る

豊臣秀吉
豊臣秀吉の生涯|足軽から天下人へ驚愕の出世 62年の事績を史実で辿る

続きを見る

武田信玄の肖像画
武田信玄の生涯|最強の戦国大名と名高い53年の事績を史実で振り返る

続きを見る

武田勝頼の肖像画/父・武田信玄の跡を継いで戦国の荒波を生き、最後は悲運の滅亡に追い込まれた武田家最後の当主
武田勝頼の生涯|信玄を父に持つ悲運の後継者 侮れないその事績とは?

続きを見る

織田信長(左)と明智光秀の肖像画
本能寺の変|なぜ光秀は信長を裏切ったのか 諸説検証で浮かぶ有力説とは

続きを見る

本連載の過去作品→戦国ブギウギ
もう一つのマンガ連載→日本史ブギウギ

著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

書籍版『戦国ブギウギ』です!

TOPページへ


 

リンクフリー 本サイトはリンク報告不要で大歓迎です。
記事やイラストの無断転載は固くお断りいたします。
引用・転載をご希望の際は お問い合わせ よりご一報ください。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

-まんが戦国ブギウギ

目次