一説に25万ともいう大軍を率いて九州へ上陸した豊臣秀吉。
茶器の名物「楢柴肩衝(ならしばかたつき)」を手に入れ。
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薩摩の島津を圧倒的火力で粉砕し。
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彼の地は完全に制覇――。
そう思わせる一方で、少なからず不自然な人事異動も行われた。
佐々成政の肥後国統治である。
北陸で頑強に秀吉に対抗し、剃髪して最終的には許された佐々成政は、その後、許されて御伽衆(お話相手・相談役)となっていた。
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そして九州遠征での功を買われて肥後国を任されることになったのだ。
アクの強い九州の地侍たちが多い土地で成政は果たして……。
まんが戦国ブギウギ106話スタート!
肥後検地
◆九州肥後は国人たちのアクが強い土地柄。
大軍を率いてこれを一応制圧した秀吉は成政に対し、強引な統治を当面慎むよう伝えたといいます。
しかし、成政はあっさり破り、年貢徴収のため検地を進めてしまいました。
最終的には国人たちも言うことを聞くと思い込んでいたのか。
あるいは反乱されても簡単に打ち破れると考えたのか。
合戦のためなら真冬の雪山をも越えてしまうど根性の成政だけに……。
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肥後国人一揆
◆もとより中央の大名・武将たちに対し、よからぬ感情を抱いていたのかもしれません。
肥後・国人たちの反乱は留まるところを知らず、いよいよ成政は追い込まれていくのでした。
鼻息荒い武士たちが多いところへ、猛将・成政を投じた秀吉。
こんな展開になることが想像できなかった?というよりも、これこそが狙いだった?
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