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【日本史マンガ】藤原一族を呪う逆神風がまた吹いた! 恵美押勝、ついに観念か

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道鏡に命を救われスッカリ入れ込んだ孝謙上皇。
これにより、淳仁天皇を擁立して勢いを増す恵美押勝(元・藤原仲麻呂)と反目するが、押勝の味方であった光明皇后が亡くなるや、立場はスッカリ逆転してしまう。
政治面では吉備真備を取り立て、軍事面では坂上苅田麻呂(坂上田村麻呂の父ちゃん)のバックアップを得た孝謙上皇は、押勝との全面対決へ。

一方、追い込まれた恵美押勝は、息子の藤原訓儒麻呂に「駅鈴と内印」を奪取させるも、苅田麻呂の反撃に遭い、更に窮地に立たされるのであった。
もう後のない恵美押勝は、次なる一手を打ち出せるのか――。

日本史ブギウギ、第23話、スタート!!!

◆軍を動かすために「駅鈴と内印(または御璽・天皇が公式に用いる印章のこと)」をいったんは手中に収めながら、これを坂上苅田麻呂に奪い返された恵美押勝さん。
更に追い討ちをかけられるようにして、全財産を没収され、一族の官位も剥奪されてしまいます。
「いったん都から離れ、再起を図るしかない!」
と、近江に逃げようとしますが、そこで一歩早く動いたのが吉備真備。
瀬多橋(瀬田の唐橋)を焼き、逃げ道を塞ぎました。

瀬田の唐橋と言えば、壬申の乱のとき、大海人皇子と大友皇子が最終局面でぶつかった場所です。
古代史においては、なんとも因縁なところでありますなぁ。

【瀬田の唐橋・参考マンガ】勃発、壬申の乱! 672年の覚え方は「ロクな人間じゃない」って? うっさいわ!

 

◆塩焼王とは、なんとも美味しそうな名前であります。
父親は新田部親王で、天武天皇の息子(第10皇子)ですから、ご本人は天武天皇のお孫さんとなりますね。
恵美押勝は、この塩焼王さんを擁立して朝廷の立ち上げ宣言。
手元に残っていた外印(太政官印)を使って諸国にアピールしますが、一方で吉備真備と孝謙上皇も、外印文書の凍結をさせており、ますます押勝さんは追い込まれていくのでした。

 

◆いよいよ後がなくなった恵美押勝さん。
船で琵琶湖を渡ろうとするも、そこで吹いたのが逆神風でした。
「またか!!!!」
と思われた方はご明察。
実は、この逆神風、同じく藤原一族の「藤原広嗣の乱」でも吹いており、広嗣が捕まることになったのでした。
なんという不吉な風でありましょう……(藤原氏にとっては)。

【逆神風の関連マンガ】藤原広嗣の乱 そのとき逆神風が吹き、私はコーヒー噴きました

藤原広嗣の乱のときw/日本史ブギウギ

 

◆逆神風により、船での逃亡を封じられた恵美押勝さん。
再び陸地に上がり防戦に努めるものの、同族である藤原蔵下麻呂(ふじわら の くらじまろ)に攻められ、ついに斬られるのでした。
ちなみに塩焼王も同じく殺されております。

再び登場した新・藤原キャラを把握しておくためにも、あらためて藤原四家をおさらいしておきましょう。
四家とは、藤原不比等の息子たち・藤原四兄弟から始まったもので、それぞれの祖は以下の通りです。

◆藤原四兄弟と四家
・藤原武智麻呂(藤原南家開祖)←恵美押勝はココ
・藤原房前(藤原北家開祖)←ちなみに藤原道長はココ
・藤原宇合(藤原式家開祖)←藤原蔵下麻呂はココ
・藤原麻呂(藤原京家開祖)

※次週へ続く

【過去作品はコチラから→日本史ブギウギ

著者:アニィたかはし

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武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を連載。
従来の歴史マンガでは見られない角度やキャラ設定で、日本史の中に斬新すぎる空気を送り続けている。間もなく爆発予感の描き手である(編集部評)

 

 




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