まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ68話 アフター本能寺! 籠もる信忠と逃げた家康の差

敵は本能寺にあり――。
明智光秀の突然の謀反により、京都の本能寺に滞在していた織田信長は業火に包まれながら49年の人生に終止符を打った。

織田信長(左)と明智光秀の肖像画
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燃え盛る炎の影響で、一向に出てこない信長の遺体。
そして、それを懸命に探す光秀。

時は、とどまることなく進み、その余波は近隣の妙覚寺に宿泊していた織田信忠へ及び、さらには徳川家康にも一報が届けられた。

織田信忠は、この時点で織田家の当主。実権は信長にあったとしても名目上は信忠であった。

そして家康もまた、織田の麾下にありながら、一国一城の主。逃げるなら一刻でも早く安全な道を進まねばならない。両者の運命やいかに――。

今、アフター本能寺が始まる。

 

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仇討ち

◆父・織田信長明智光秀に襲われたと聞いた織田信忠は、宿泊先の妙覚寺を飛び出し、本能寺へ向かおうとしたと伝わっております。

織田信忠
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しかし、すでに討ち死にしたと聞くや、自身は二条新御所(二条城)に籠もり、最終的には自害。父同様、その首は見つかりませんでした。

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なぜ、一も二もなく畿内を抜けだして、再起を図ろうと思わなかったのか。

当然、本人も考えたのでしょうけど、相手が明智光秀と知って諦念したのでしょうかねぇ。

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ちなみに「ヤスケ」とは、黒人武士「弥助」のことです。

 


夢幻の如くなり

◆最期の最期でダジャレを言っちゃう信長さんが、何か悲しい……。

織田信長
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一向宗とは色々ありました。

有名なのが長島一向一揆と本拠地・石山本願寺とのバトルですね。

織田信長の肖像画
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注目度が低いところでは越前朝倉の討伐後に起きた

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越前一向一揆なんかもあります。

そもそも戦いの根源は、一向一揆側から仕掛けたもので、どちらが「悪」とも言い難いとは思いますが……。
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アニィたかはし

2014年から歴史系の漫画家として活動。
2015年にはコミック版『戦国ブギウギ』を全国の書店へ向けて発売。
武将ジャパンでは、従来の歴史マンガには無かった独特のポップ感で『ブギウギシリーズ』を展開している。
現在は『大河ブギウギ』シリーズを連載中。
◆主な著書
『織田信長の戦国ブギウギ』鉄人社・2015年・ISBN-13 : ‎978-4865370324

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