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【名刀伝説ベスト7】
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No.5「雷切(らいきり)」
戦国時代の武将、立花道雪の愛刀です。
鬼道雪と呼ばれ大友家を躍進させた立花道雪は何が凄い?勇将の下に弱卒無し!
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ある日、木陰で雨宿りしていた道雪を雷が直撃!
しかし彼は半身不随になりながらも命を取り留めため、人々は道雪が「雷神を切った」と噂しました。
ゆえにそれまでの「千鳥」から「雷切」へと名を改めたとのこと。
ついに物体ではなく、自然エネルギーそのものを切れる刀が登場です(忍者漫画「NARUTO」で出てくる技、千鳥と雷切の元ネタでもあります)。
この「雷切」、同じ伝説を持つ刀が複数存在し、先述の「鉄砲切り兼光」もなんと以前は「雷切」と呼ばれていたそう。
あれ?
鉄砲切りより雷切のほうがすごくない…??
No.6「にっかり青江(にっかりあおえ)」
持ち主には色々な伝説があります。
「化け物が出る」という噂を聞いて退治に向かった武芸者が、現れた幽霊を一刀両断。
翌日、現場を見てみると、石灯籠が真っ二つになっていたという伝説です。
幽霊も石灯籠も両方切れちゃうトンデモ刀です!
No.7「蜻蛉切り(とんぼきり)」
刀じゃなくて槍でスミマセン。
ただし「天下三名槍」のひとつということで入れておきました。
猛将・本多忠勝の愛槍で、穂先に止まったトンボが、その瞬間真っ二つになったという切れ味です。こりゃすごい!
蜻蛉切については、より詳しい記事が以下にありますので、よろしければご覧ください。
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帯刀コロク・記
【参考】
佐藤寒山『日本名刀大図鑑』(→amazon)
歴史群像シリーズ編集部『図説・日本刀大全 2』(→amazon)