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お市さんの女のカンがが冴える

まんが戦国ブギウギ

傾城と書いて絶世の美女お市をゲットした浅井長政の悲劇が始まった 4コマ漫画『戦国boogie-woogie』vol.19

更新日:

傾城(けいせい)――。
男が政治・軍事を放り出してのめり込み、国を滅ぼす要因であることから転じて『絶世の美女』を表すようになったこの熟語。
もとは『漢書』に記載されていた言葉ですが、日本では主に『遊女』としての意味で使われておりました。
いずれにせよオトコを狂わせるオンナであるという意味に違いはなく、歴史の背景には常に女性がおり、ときに国の命運を左右していたことは間違いありません。
飛鳥時代の蘇我氏しかり、平安時代の藤原氏しかり、浅井にお市を嫁がせた織田信長もまたしかり。
手を変え品を変え、女性を介して国の統治に腐心していたわけですが、巧みにそれを利用する者がおれば、自らどっぷり漬かってまさに城を傾けてしまった為政者もおるわけで…。
いざ越前へ!

 

簡単すぎるだろ、義景!

20140705アニィたかはしさん4コマ漫画1
◆越前の名門ながら織田信長にあっさり滅ぼされてしまった朝倉家。「義景の代で弱くなっちゃったよね」と、なんだか影の薄い存在で、あまり没落の理由も語られませんが、まさに『傾城』の罠に引っかかったのが彼らでした。
長男を失った義景に「美女を側室にすれば元気出るんじゃね!」と配下の娘を与えたところ、もう、義景ちゃんは簡単にハマってしまい、息子ができてからはさらに仕事は無視!
企業でも何でも、人の集団は、トップが崩れれば、そりゃ落ちていくばかりですよねー。
※なお戦国無双ではぶっ飛んだ髪型の小少将さんが出てきます

 

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命を賭した右往左往

20140705アニィたかはしさん4コマ漫画2
◆信長が越前へ軍を進めたとき、なにより困ったのが浅井長政であることはよく知られた話でしょう。
織田家と朝倉家。片方は嫁の生家であり、片方は古くからの盟友であり、どっちとも取れるわけがありません。信長もそれを知らないワケがありません。
しかし、攻めます。気持ちいほどアッサリ攻めます。
そりゃ、君主が傾城とその息子にハマって仕事してないんじゃ、戦国時代なら「国あげるよー」と言ってるようなもんですもんね。そんな状況だったら、裏切りに応じる内応者もバンバンいるでしょうし。
浅井長政も簡単に朝倉家を見限るだろう。信長はそう思っていたに違いません。しかし…。

 

戦国一の美女は鋭い頭脳の持ち主でもありました

20140705アニィたかはしさん4コマ漫画3
◆一説に浅井家は、信長派の当主・長政をよそに父親や家臣団は朝倉家恩顧という流れが捨てきれず、長政はその狭間で悩まされ、結局、朝倉を選んだという説がございます。
実際、その可能性は高かったのでしょう。
ゆえに、織田家からは戦国一の美女とも言われたお市が嫁に出され、関係を強化させたわけですが、不穏な動きを察知した彼女は…。

 

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兄上、ダンナが裏切ろうとしております!

20140705アニィたかはしさん4コマ漫画4
◆夫の浅井長政が朝倉家と手を組んで織田信長を裏切る――。
その真意に気づいたお市は、兄の信長へ『両端を結んだ小豆袋』を送り、暗に伝えようとした、そんな逸話が残っております。
思わず膝を叩いてしまいそうな、よく出来た内容ですよねー。
ゆえに、後世の作り話という可能性も高いですが、いずれにせよ織田信長は浅井家と朝倉家に挟まれ、桶狭間の戦い以来のピンチを迎えます。
まさに、『そのとき戦国が動いた――』というような場面で、織田信長の命が危うくなる一方、豊臣秀吉や明智光秀、徳川家康などが武功を立てる機会にもなったのでした…。

漫画・アニィたかはし




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