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城が一瞬で消滅だと!? 失われた帰雲城に内ヶ島一族の鎮魂を願う 【戦国boogie-woogie vol.101】

更新日:

 

日本は地震大国である。

東日本大震災が千年に一度と称される理由となった貞観地震が869年に三陸沖で発生し、当時の東北に壊滅的な打撃を与えたのはもとより、他にも南海トラフ巨大地震や数多の活断層地震により、全国で大きな被害が多発してきた(詳細はコチラ)。

戦国時代を含めた中世も例外ではない。

例えば1498年、明応地震により発生した津波により、鎌倉大仏の大仏殿が流されたり、元は淡水湖であった浜名湖が海と繋がる汽水湖に変わったり、確実にその猛威が振るわれてきた。

そして1585年。

マグニチュード8をも上回ると推定される「天正地震」が秀吉一派に襲いかかるのであった――。

 

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そこは陸の孤島? 飛騨山中に内ケ島一族あり

20160201アニィたかはしさん4コマ漫画1

◆小牧・長久手の戦いから、続いて佐々成政を含む北陸地方も制した秀吉さん。

当初、秀吉の命でこの地を治めたのは金森長近でしたが、飛騨山中(岐阜県)の中でもとりわけ深い山奥にある帰雲城は統治のしにくい場所でした。

そのため、一時は成政について敗北した内ケ島一族を領主として戻し、その所領は安堵いたします。

それが悲劇の始まりとは知らずに……。

 

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内ケ島だよ、全員集合!

20160201アニィたかはしさん4コマ漫画2

◆11月29日、帰雲城では一族の本領安堵を祝して宴会が開かれました。

親族から重臣などが集い、それはそれは楽しい会となったでしょう。

しかし、自然の脅威は、足音も立てずに近寄ってくるのでした……。

 

各地の被害、正確に数えること能わず?

20160201アニィたかはしさん4コマ漫画3

◆近畿、東海、北陸の広範囲にわたって発生した天正地震。

日本史上、稀に見る大災害は1585年11月29日に発生し、多数の死者を出しました。

が、帰雲城のそれは中々に数えることの難しいものでした。なぜなら城ごと一晩にして消えてしまったからであります。

まさに「ありのまま起こったことを話すぜ」のポルナレフ状態。地震の怖さを身をもって知る現代の我々でも、なかなか呑み込めない事態であります。

 

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内島一類地下人にいたる迄残らず死たる也

20160201アニィたかはしさん4コマ漫画4

◆結局、内ケ島一族は一部の親類縁者を残し、多くの者が崩壊した土砂に呑み込まれたと推測されております。

秀吉一夜城(墨俣城)の伝説は史実的には伝説なれど、一晩で消えた帰雲城は恐怖の事実。

余り知られていない秀吉・天下統一への一大事件でありました。

サブタイトルの「内島一類地下人にいたる迄残らず死たる也」は、安土桃山時代の『貝塚御座所日記』に記されていた地震の様子で、「内ケ島一族とその配下の者たちはすべて死んでしまった」という意味です。

 

(来週へ続く)

漫画・アニィたかはし
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