まんが戦国ブギウギ

仏の顔も三度まで 前田慶次は二度現れる~まんが戦国ブギウギ107話

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ライバル

◆前田慶次が2人いた――。

というのは荒唐無稽な話でもなく、例えば片倉小十郎なども同名が2代以上で使われたことで知られます。

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前田慶次も「東北の関ヶ原」と呼ばれる「長谷堂合戦」で華やかな武功を挙げて、その名が知られておりますが、通常の生まれた年から数えると、このとき68歳というムチャクチャな設定になってしまいます。

もしも2代目だったら?

若さ溢れてこの頃からまさに脂が乗る頃。てなわけで、前田慶次2人説が浮上してくるんですね。

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槍の先の水湧き

◆前田利家と佐々成政は、北陸でのライバルでした。

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「槍で地面をつついたら水が湧き出て」という逸話の真偽の程は不明ながら、富山では依然として成政人気は根強く、実際、「成政酒造株式会社(明治27年創業)」という酒蔵もあるほどです。

お酒、飲んでみたいすね……。


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本連載の過去作品→戦国ブギウギ
もう一つのマンガ連載→日本史ブギウギ

著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

書籍版『戦国ブギウギ』です!

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アニィたかはし

2014年から歴史系の漫画家として活動。
2015年にはコミック版『戦国ブギウギ』を全国の書店へ向けて発売。
武将ジャパンでは、従来の歴史マンガには無かった独特のポップ感で『ブギウギシリーズ』を展開している。
現在は『大河ブギウギ』シリーズを連載中。
◆主な著書
『織田信長の戦国ブギウギ』鉄人社・2015年・ISBN-13 : ‎978-4865370324

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