まんが戦国ブギウギ

仏の顔も三度まで 前田慶次は二度現れる~まんが戦国ブギウギ107話

こちらは2ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
まんが戦国ブギウギ107話
をクリックお願いします。

 

お好きな項目に飛べる目次


ライバル

前田慶次が2人いた――。

というのは荒唐無稽な話でもなく、例えば片倉小十郎なども同名が2代以上で使われたことで知られます。

片倉小十郎景綱
伊達家を支えた片倉小十郎景綱は政宗並にぶっ飛んでる? 59年の生涯まとめ

続きを見る

前田慶次も「東北の関ヶ原」と呼ばれる「長谷堂合戦」で華やかな武功を挙げて、その名が知られておりますが、通常の生まれた年から数えると、このとき68歳というムチャクチャな設定になってしまいます。

もしも2代目だったら?

若さ溢れてこの頃からまさに脂が乗る頃。てなわけで、前田慶次2人説が浮上してくるんですね。

前田慶次郎
戦国傾奇者・前田慶次は二人いた!? 初代が文化系で二代目が体育会系

続きを見る

 


槍の先の水湧き

前田利家佐々成政は、北陸でのライバルでした。

前田利家
豊臣五大老・前田利家 “槍の又左”と呼ばれ加賀百万石の礎を築いた武将の生涯

続きを見る

「槍で地面をつついたら水が湧き出て」という逸話の真偽の程は不明ながら、富山では依然として成政人気は根強く、実際、「成政酒造株式会社(明治27年創業)」という酒蔵もあるほどです。

お酒、飲んでみたいすね……。


あわせて読みたい関連記事

佐々成政
反骨の戦国武将・佐々成政53年の生涯~信長の側近から大名となり秀吉に潰される

続きを見る

豊臣秀吉
豊臣秀吉の生涯|足軽から天下人へ驚愕の出世 62年の事績を史実で辿る

続きを見る

石田三成の肖像画
石田三成の生涯|秀吉と豊臣政権を支えた五奉行の頭脳 その再評価とは?

続きを見る

鳥取の渇え殺しと三木の干し殺し
秀吉と官兵衛の「鳥取の渇え殺し&三木の干し殺し」がエグい 人は飢えると◯肉も喰う

続きを見る

仙石秀久
美濃の戦国武将・仙石秀久64年の生涯~秀吉の下で大出世と大失態を演じたセンゴク

続きを見る

小田原征伐で秀吉相手に退かず!北条家の小田原城はどれだけ堅強だったのか?

続きを見る

小牧・長久手の戦い
秀吉vs家康の総力戦となった「小牧・長久手の戦い」複雑な戦況をスッキリ解説

続きを見る

さらさら越え
戦国時代に厳冬の北アルプスを徒歩で「さらさら越え」成政はなぜそんな無茶を?

続きを見る

肥後国人一揆
戦国末期に起きた「肥後国人一揆」成政が切腹に追い込まれたのは秀吉の策略か

続きを見る

徳川家康の生涯
徳川家康の生涯|信長と秀吉の下で歩んだ艱難辛苦の75年を史実で振り返る

続きを見る

前田利家
豊臣五大老・前田利家 “槍の又左”と呼ばれ加賀百万石の礎を築いた武将の生涯

続きを見る

小西行長
なぜ小西行長は秀吉に重用されたのか 商人からキリシタン大名へ大出世を果たす

続きを見る

本連載の過去作品→戦国ブギウギ
もう一つのマンガ連載→日本史ブギウギ

著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

書籍版『戦国ブギウギ』です!

TOPページへ


 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

アニィたかはし

2014年から歴史系の漫画家として活動。
2015年にはコミック版『戦国ブギウギ』を全国の書店へ向けて発売。
武将ジャパンでは、従来の歴史マンガには無かった独特のポップ感で『ブギウギシリーズ』を展開している。
現在は『大河ブギウギ』シリーズを連載中。
◆主な著書
『織田信長の戦国ブギウギ』鉄人社・2015年・ISBN-13 : ‎978-4865370324

-まんが戦国ブギウギ