第5話は三郎とまひろの関係に一区切り付く、悲しい物語でした。
まんが大河ブギウギで、さっそく振り返ってみましょう!
大河が良い
◆「細かいところを見れば史実との整合性に無理がある」というツッコミも聞こえる本作ですが……問題はドラマとして面白いか否か?
いや、いいっすよね!
花山天皇を世に送り出した功績だけでも熱い。
平安京(街中)については、よろしければ以下の考察記事もご覧ください!
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狸寝入り
◆今よりもずっと祈祷や占いなどの存在感がガチだった当時。
いとと弟の一悶着あった後、まひろは「そんなもんに頼らないで」と非常に冷静でしたね。
彼女が現実主義者だったことを思わせる興味深いシーンでした。
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丁髷
◆『日本書紀』にも記録のある冠(かんむり)。
聖徳太子の頃からすでに用いられており、時代の流れにそって様々な種類が生まれ、ドラマの舞台では烏帽子と併用されていますね。
髪を結んだ部分を髻(もとどり)と言い、冠の上にちょこんと出ている「巾子(こじ)」の中に入れます。
両側からチョロっと出ている、触覚のような棒は、髻と冠を一体化させる簪(かんざし)です。
この時代は藤原氏の専横が極めて進み、勤務時の服装なども変わってゆきますが、それはおいおい……。
にしても今週のロバート実資も良かったですね!
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短時間で個性爆発させるには彼しかいないというような存在感でした。
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