ゴローニン事件

まんが日本史ブギウギ

ゴローニン事件でロシア軍艦長を確保したけれど~まんが日本史ブギウギ203話

こちらは3ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
ゴローニン事件
をクリックお願いします。

 

お好きな項目に飛べる目次


日本幽囚記

◆ゴローニンの記した『日本幽囚記』は欧州で広く読まれることになり、ヨーロッパの人々にディープな日本人論を広めました。

ゴローニンには中々の文才があったようです。

 


種痘

◆牛の牛痘膿を利用して、人が種痘の免疫を獲得する。

【牛痘法】を成功させたのが英国エドワード・ジェンナーでした(1798年に発表)。

それがマカオに到達したのは1805年。

残念なことに日本へ入ってきたのは、それから44年も後になる1849年です。

大坂の緒方洪庵らの努力もあって1858年から公的に認められ、江戸でも始まります。

ゴローニン事件が1811年のことでしたから、一刻でも早く広まって欲しかったんですけど……。


あわせて読みたい関連記事

ロシアの南下政策
ロシアの南下政策には幕府も警戒「蝦夷地=北海道」は幕末から危機に面していた

続きを見る

江戸・明治時代の日露関係はアイヌを見落としがち~ゴールデンカムイで振り返る

続きを見る

松浦武四郎
蝦夷地を北海道と名付けたのは誰かご存知?松浦武四郎 アイヌの搾取に抵抗する

続きを見る

日露戦争
日露戦争なぜ勝てた? 仁川沖海戦に始まり講和条約が締結されるまで

続きを見る

秋山真之
バルチック艦隊に勝利した秋山真之の策「本日晴朗ナレドモ波高シ」の意味は?

続きを見る

ノルマントン号事件と不平等条約の改正
不平等条約の改正(領事裁判権と関税自主権の回復)はどう進められたか?

続きを見る

バックナンバーを全部読みたい!という方はこちらへ→日本史ブギウギ

戦国武将の物語が読みたい!という方はこちらへ→戦国ブギウギ

著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

【参考】
国史大辞典
ほか

武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を掲載!

TOPページへ


 

リンクフリー 本サイトはリンク報告不要で大歓迎です。
記事やイラストの無断転載は固くお断りいたします。
引用・転載をご希望の際は お問い合わせ よりご一報ください。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

アニィたかはし

2014年から歴史系の漫画家として活動。
2015年にはコミック版『戦国ブギウギ』を全国の書店へ向けて発売。
武将ジャパンでは、従来の歴史マンガには無かった独特のポップ感で『ブギウギシリーズ』を展開している。
現在は『大河ブギウギ』シリーズを連載中。
◆主な著書
『織田信長の戦国ブギウギ』鉄人社・2015年・ISBN-13 : ‎978-4865370324

-まんが日本史ブギウギ