ゴローニン事件

まんが日本史ブギウギ

ゴローニン事件でロシア軍艦長を確保したけれど~まんが日本史ブギウギ203話

2025/06/03

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日本幽囚記

◆ゴローニンの記した『日本幽囚記』は欧州で広く読まれることになり、ヨーロッパの人々にディープな日本人論を広めました。

ゴローニンには中々の文才があったようです。

 


種痘

◆牛の牛痘膿を利用して、人が種痘の免疫を獲得する。

【牛痘法】を成功させたのが英国エドワード・ジェンナーでした(1798年に発表)。

それがマカオに到達したのは1805年。

残念なことに日本へ入ってきたのは、それから44年も後になる1849年です。

大坂の緒方洪庵らの努力もあって1858年から公的に認められ、江戸でも始まります。

ゴローニン事件が1811年のことでしたから、一刻でも早く広まって欲しかったんですけど……。


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著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

【参考】
国史大辞典
ほか

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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