ゴローニン事件

まんが日本史ブギウギ

ゴローニン事件でロシア軍艦長を確保したけれど~まんが日本史ブギウギ203話

2025/06/03

幕末ニッポンにおいて、江戸幕府が警戒していた諸外国は米英……ではなくロシアでした。

ペリーがやってくる何十年も前からそのプレッシャーは続いており、例えば元文4年(1739年)に姿を表したナゾの異国船は

「元文の黒船」

などと呼ばれ、東北諸藩や幕府も脅威に感じていたのです。

なぜならその正体は、日本と国境を接するロシアだからでした。

いざとなればスグにでも来日できる距離にあるヨーロッパ。

仙台藩士である工藤平助の『赤蝦夷風説考』や、林子平の『三国通覧図説』でロシア脅威論は語られ、そして実際に事件は起きます。

文化8年(1811年)6月4日に起きたゴローニン事件です。

ロシア軍艦ディアナ号のゴローニン艦長を松前奉行が捕らえ、日本に抑留すること実に2年と3ヶ月。

如何にして始まり、そして決着が付けられたのか?

マンガ『日本史ブギウギ』第203話スタート!

 

行け!ゴローニン

 


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副長リコルド

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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