北原白秋/wikipediaより引用

明治・大正・昭和

詩人・北原白秋の結婚離婚再婚離婚再……爽やかイメージと全然違う私生活

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結婚、離婚、再婚、離婚……またも再婚で、うーん(´・ω・`)

スキャンダルにより、詩人としての名も地に落ちてしまった白秋。

しばらくして評価が元に戻ったようです。現代の有名人でもだいたいそんな感じですよね。

俊子とは正式に結婚しました。

ただ、白秋の両親と俊子の関係が悪かったため1年ほどで離婚してしまいます。

これでは何のために捕まったのかサッパリわかりません。そのためにいろいろ頑張った弟さんが哀れだなぁ。

しかも白秋は2年後に別の女性と再婚しているのですから、いやはやなんとも。熱しやすく冷めやすいタイプってことでよろしいでしょうか。

私生活のほうはそんな感じでしたが、仕事で成功し始めたのもその頃でした。

童謡の歌詞を書くようになったのは、30代に入ってからのことです。

生活はうまくいきはじめたかに見えながら、小田原に山荘を新築した際、町の芸者総出の宴を開いて弟達にキレられるという、これまた「何がどうしてそうなった」ということもやらかしています。

弟達が生活の便宜を図っていたからです。

当時のことなので弟達は白秋の妻を批難したのですが、妻は妻で着物を質入れして生活を支えていたのでキレました。当たり前やがな。

そしてキレた勢いで妻は行方をくらませてしまい、これを「男と逃げた」と勘違いした白秋は一方的に離婚しています。

もうこの人結婚しないほうがいいんじゃないかな(´・ω・`)

さらにもう一度結婚してるんだけどさぁ……。

 


国との関わりが増えるにつれスキャンダルは減少

詩作については変わらずその後も精力的に活動し、特に口語表現に大きな影響を与えました。

当時の皇太子誕生時の奉祝歌を書いたり、政府のお招きで台湾旅行に行ったり、国との関わりも増えています。

一度しょっぴかれたのはなかったことになったんですかね。

その辺りからはスキャンダルや家庭問題もほぼなく、順調だったようです。

52歳のとき糖尿病・腎臓病から眼底出血を起こし、ほぼ視力を失ったことをきっかけに少しずつ体調不良が多くなり、57歳で亡くなっています。

それにしても教科書でもお馴染みの美しい名前をした詩人が、なかなか際どい私生活だったとは。

思いも寄らないですよね。


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【参考】
国史大辞典
北原白秋/wikipedia

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