後北条氏の征伐から、奥州仕置(東北制圧)へと一気に駒を進めた豊臣秀吉。
ついに天下統一と相成りましたが、問題はそこからでした。
「領地」というニンジンをぶら下げ、戦国武将たちの心を巧みに操ってきた秀吉ですが、日本が統一されてしまえば、もはや新たに分捕る土地などありません。
彼らを支配し続けるにはどうすべきか?
まずは政権の安定が最優先――と、思ったら、そうそう簡単には黙ってられないヤンチャ武将が東北にいました。
そうです、我らが政宗さん、その「やらかし」とは一体?
マンガ「日本史ブギウギ」第178話スタート!
秘策
◆小田原参陣で九死に一生を得た伊達政宗。
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宿願だった会津の地をボッシュートされ、その悔しさから、一揆扇動で統治者の蒲生氏郷へ嫌がらせを実行してしまいます。
まぁ、それがバレてしまい、秀吉のもとへ弁明に出かけるのですが……。
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許してねぇよ
◆秀吉のほうが一枚も二枚も……百枚ぐらいも上手ですね。
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まぁ「憎めないヤツだな……」と思わせた時点で政宗の勝ちでもあるのですが。
外国人武将
◆もう一人の当事者・蒲生氏郷は、織田信長にも目をかけられ、娘(冬姫)を正室に迎えていたエリート武将です。
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文武両道の天才的武将・山科勝成さんを配下にしていたとの言い伝えがありますが……。
ローマからやってきて戦国武将をやっている――とは、あまりに漫画な設定であるため、実在は危ぶまれていますね。
蒲生氏郷がキリシタンですので、その辺から若干の信憑性もあるんですかね。
個人的には、蒲生氏郷さんがエリートすぎるゆえに中央から飛ばされたんでは?とも考えてしまいます。
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