『西郷どん完全版第壱集Blu-ray』/wikipediaより引用

西郷どん感想あらすじ

『西郷どん』感想あらすじ視聴率 第46回

チェストーいけー!
はい、今週はちょっといいニュースから。

あ、ドラマの出来じゃないですよ。

◆西郷どんの妻、実は「愛加那」ではなく「アリカナ」(→link

大河のよいところは、こういう史実に注目が集まるところではあります。

過去には、実在が怪しまれていた武田信玄の家臣・山本勘助が、大河ドラマを機に新たな書状が見つかり、『やっぱり存在していたんだな』という見方が強まるニュースもありました。

それじゃ本編にいってみよかーい。

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【20秒あらすじ】ダラダラ西南戦争

本当に暗殺するつもりだったのか。
大雪の中、東京まで問いかけに行くと言い出す西郷どん。いくらなんでも大げさやろ。

こうして西南戦争がサクサクと開戦。
もう西郷どんが大人げないせいで最悪の展開に、としか言いようがない。

菊次郎が負傷。
小兵衛は戦死(誰だっけ?)
桂久武がやって来ます(誰や!)。

あと二回なのに、モブだらけの西南戦争って何やねん!
西郷どんが追い詰められていく過程が、こんなにも清々しいとは……このドラマも来週でやっと終わるぞー!!

 

結局「悪いのは大久保ね♪」スタンスか

暗殺容疑について聞きただす――そのために笑顔で東京に向かう西郷どんからスタート。
実はこれって、当時からもブーイングと困惑の嵐だった行為です。

「あったかどうかわからん暗殺容疑を問い詰めるためにぃ? 大げさすぎねえか。大義も何もあったもんじゃないってば。

そういう西郷隆盛には不都合なことをスッとばし、さも【大久保が悪い!】と言いたげな本作。

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ここでアホみたいに陽気なOPが流れ始めます。

この点も『花燃ゆ』すら懐かしい。
あのドラマは最低最悪でしたが、音楽だけはよかったんですよね。

この苦行もあと二回だ!!
さあ、明日は『ゴールデンカムイ』のアニメで、本当にかっこいい薩摩隼人こと鯉登少尉も見られるかもしれないし、そう思い耐えるしかなかっ!

 

熊本城下の火の海は他人事じゃないってば

なんかあっという間に、熊本城手前の川尻の手前まで到着しています。

ここでも観光旅行気分なのがイライラしますなぁ。
熊本城下が火の海になったのは誰のせい?
西郷どんのせいですよ!

それなのに、ヘラヘラと楽しそうな薩摩軍がガチクズに見えて辛い。
このあと夜襲を仕掛けられます。

ちなみに熊本鎮台に一番乗りを果たし、薩摩軍をボコボコにした最高にかっこいい将がいたってご存知ですか?

山川浩「みてみっせ、会津武士の刀は鋭いべした?」

八重の桜』で最高にカッコよかった、あの山川浩さんです。

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この西郷どんのヘラヘラ顔を山川がぶっ潰したって想像すると、最高にワクワクしませんか?
まあ、そんな山川なんて本作で出ることすらなく(むしろそれが正解、汚染されんでよかった)、

西郷どんの部下は、大久保と政府に文句つけるだけです。
目の前の敵はどうでもエエんかーい!

 

戦闘シーンに迫力が皆無

こうして西南戦争が始まったわけですが、あまりのショボさに涙が出てきそうです。

戦争が始まったのに、ヤンキーがギャースカ屋内で喚き、地図で雑な戦況が描かれるだけです。
旅行しているの?ってツッコミたい。
修学旅行の喧嘩レベルって、そりゃもう西南戦争じゃありませんからね。

西郷どんだって、無責任の極みです。
ヘラヘラ笑って、自分の運命は皆に任せました〜と言うだけ。

人を率いる気概すら無い、最悪の総大将です。

一応、戦闘シーンは入りますが、あまりにも迫力がない。
『八重の桜』からまだ5年ですよね。NHKの大河チームはどうなってしまったのか?

やる気なさそうに走ってきて、へなへなと倒れる官軍兵士を見ていると涙が出て来そうです。

もうさ。
新規でこんな恥ずかしいもの撮るより、『八重の桜』の映像使い回しましょうよ。

 

西南戦争は全部政府が悪いのかい?

田原坂もバカみたい。
バカみたいな戦況をナレーションで誤魔化すだけ。

多くの過去作品と比べて、間違いなく最低クオリティの田原坂です。
全然何も伝わって来ない。

しっかし、田原坂すら盛り上がらないとしたら、西南戦争の映像化って、一体何の意味があったのでしょう。

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『八重の桜』の西南戦争はよかったなあ。
元新選組の斎藤一改め藤田五郎も、佐川官兵衛も心を奪われたんですよ。

本作の胸糞悪さは、こんな血で血を洗う悲劇を引き起こしたくせに、西郷以下みんなが、
「ぼくらは悪くないもーん、政府が悪いんだもーん」
とネチネチ鬱陶しいところですね。

そういうことを言う権利は、むしろ「戦の鬼」とイキっていた西郷どんにやられた庄内藩あたりが言うべきことじゃないかな?

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菊次郎と同年代の少年兵も数多く巻き込まれている

場面変わって西郷従道邸。
妻と二人でピーチクパーチクしょーもないこと言ってます。

もう、こんなヤリトリも、どうでもエエから。
菊次郎が負傷して足を切断すること、西郷小兵衛戦死のくだりもどうでもエエ。

別に彼らだけでなく、西南戦争って、菊次郎と同年代の少年兵もたくさん巻き込まれていますよ。

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悲劇をくどくどと描いて、泣かせようとしている気持ちはわかる。
でも考えては欲しい。
どうしてこういうことになったのでしょうか?

ヘラヘラ西郷どんのせいです。

史実ではそりゃ西郷隆盛にも事情がありましたよね。
ところが本作からは、何一つ伝わって来ない。

それどころか、戊辰戦争のあと戦死者を弔っていたのはただのパフォーマンスで、何の反省もしていないクズなのだと見えてしまいました。

そんな稀に見るゲスクズが負傷者を見て回ったところで、ぶっ飛ばしたい気持ちしか湧いて来ませんよ。

誰のせいで人が死んだ?
誰のせいで苦しんでいる?

あんたのせいだよ!

 

久光まで引っ張り出してアヤフヤなネガキャン

島津久光が「シサツ」でどうこう迫る、くだらないコントも挟まりました。

この「シサツ」関連だって、こじつけという説もあるし、それ一本で押し通すにはかなり微妙な……要は真偽不明なところなのです。
当時から、その程度のつまらない疑惑で兵をあげるなんて無茶苦茶だと非難されてもいました。

それを久光まで引っ張り出して、明治政府ネガティブキャンペーンして何がしたいんですか?

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今さら久光を出す意味もわかりません。
侮辱としか思えません。

『花燃ゆ』ですら、明治以降は長州の殿様をコケにしなかったというのに、なんなんでしょうね。

そんなくだらないパフォーマンスの合間に、菊次郎が呻くどうでもエエパフォーマンスが入ります。
何度でも言います。
こういう西郷どんの関係者を必要以上に可哀想に見せる演出は、馬鹿げているんですってば!

戊辰戦争でも西南戦争でも。
西郷のせいで死ななくてもいい人が死に、家族がバラバラになった例なんてそれこそいくらでもあるわけです。

そんな描写をスッ飛ばして、その原因である西郷どんはイイ人、かわいそうですねと言われたところで、意味がわかりません。

身内に優しい描写は、かえって偉大な人物を貶める表現になりかねません。本作の制作陣は、最後までそんな基本的なこともわからなかったんですね。なんだかなぁ。

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