長谷川等伯

長谷川等伯が手がけた肖像画(左から千利休・武田信玄※現在は畠山某氏が有力・稲葉一鉄/wikipediaより引用

文化・芸術

戦国絵師・長谷川等伯の功績!あの信玄像も利休も一鉄も等伯の仕事だった

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同時代の肖像画を描いているのは珍しい?

さて、等伯といえば上述の通り、同時代の人物の肖像画を多く描いたことでも有名です。

日本で肖像画というと、ずっと後の時代の人が「こんな感じかな」とイメージして描くことが多いので、同時代の画家が描いているのは結構珍しい気がします。

博物館などでも、戦国武将の肖像画の解説をよく見てみると【江戸時代に描かれたものです】なんて描いてあったりします。

戦国時代の肖像画が江戸時代の作品だったとなると

「どうして見てもいないのに描けるんだよ!」

とツッコミたくなるところですが、そこは今でいうマンガやゲームのキャラクターデザインみたいなもので、逸話から人物像を想像したのでしょう。

斎藤家→織田信長に仕えたことで知られる稲葉一鉄/wikipediaより引用

個人的には、ヨーロッパと日本で肖像画に対する認識が大きく違う感じがします。

ヨーロッパだと権力の象徴だったりイメージ作りのために自分を描かせる――これに対し、日本では自分の絵よりも風景画などを描かせることが多いような……。

外交の場でお偉いさん方が握手しているところやハグしている写真新聞に載ったりしますが、あれも似たようなものでしょう。

稲葉一鉄(稲葉良通)
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近年になってからも新しい絵が見つかったり

等伯は画家の中では足跡がたどりやすい方です。

そのため近年になってからも新しい絵が見つかったりして話題に事欠かず、芸術家の割に主役級の扱いを受けていることも多い。

地元・七尾では2010年が没後400年だったことで、ゆるキャラ『とうはくん』が作られました。

ツイッターにもありますように、本当にすごく……ゆるいです……。

もう少し盛り上がっても良さそうなんですけどね……なんせ等伯が関わってきた絵画を考えると、大河や長編ドラマも作れる気がします。

合戦シーンも外交も政治も。芸術家の生き方・考え方を通して戦国時代の琴線に触れられる。

そんな作品も見てみたいものです。

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【参考】
国史大辞典
長谷川等伯/wikipedia

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