大河ドラマ『べらぼう』第42話を漫画で振り返る。今週の注目は「商業主義とアートの葛藤」です。

大河ブギウギべらぼう編 べらぼう

まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第42話』カネか?アートか?それ以前の問題

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まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第42話』
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仕方なかばし

◆せっかく手掛けた町娘シリーズも話題になったことで“物価規制”の面から再び松平定信に睨まれてしまい、八方塞がりの蔦重

吉原への借金も返すことができず、歌麿の絵と引き換えにその返済条件をまとめてきてしまいます。

西村屋からの打診があった後で、間が悪いというかなんというか……。

ついに歌麿は見切りをつけることにしました。

 


離反

◆カネか?アートか?蔦屋重三郎が上がれなかったステージから始まる西村屋の二代目。

しかし彼の企画力からして、絵師と現実(予算や売上など)をすり合わせていくことはできるでしょう……というわけで次週以降も乞うご期待!


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漫画:アニィたかはし
文:五十嵐利休

【参考】
べらぼう/公式サイト

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アニィたかはし

2014年から歴史系の漫画家として活動。
2015年にはコミック版『戦国ブギウギ』を全国の書店へ向けて発売。
武将ジャパンでは、従来の歴史マンガには無かった独特のポップ感で『ブギウギシリーズ』を展開している。
現在は『大河ブギウギ』シリーズを連載中。
◆主な著書
『織田信長の戦国ブギウギ』鉄人社・2015年・ISBN-13 : ‎978-4865370324

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