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【戦国ブギウギ48話】
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行け!皆の衆!

◆皆の懸念通り、この合戦はズタボロに終わりました。
どうやら信雄としては、父・信長の威光を盾に、敵が戦わずして服従する可能性を見込んでいたようです。
が、その威光に歯向かう相手と戦うのですから、敵の伊賀勢が、粘り強くテンション高いのは当たり前。有能な武将をもってしても難しい合戦だったでしょう。そしてあっけなく敗北です。
柘植さんは、最もリスクの高い殿(しんがり)を引き受け、そして戦死してしまいました。
事後報告

◆信雄さん、実際は凄まじく怒られています。『信長公記』では「天罰だ」「反省してないなら親子の縁を切るぞ」とまで記されています。
まぁ、常識的に考えてもそうですよね。
ただ、これで本当に反省したのかどうかは、後の行動でも表れているようで。
特に【小牧・長久手の戦い】では徳川家康さんを泣かせております。それでいて後世に織田家を残したのはこの信雄さんなのですから、もう何ともいいようがねぇ~!
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著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休
書籍版『戦国ブギウギ』です!







