まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ71話 光秀vs秀吉のガチバトルは天王山から始まる!

こちらは2ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
戦国ブギウギ71話
をクリックお願いします。

 


天王山

◆「山崎の戦い」と言えば、豊臣秀吉vs明智光秀による天下分け目の戦い!

豊臣秀吉
豊臣秀吉の生涯|足軽から天下人へ驚愕の出世 62年の事績を史実で辿る

続きを見る

一般的にこの戦いはそんな位置づけをされがちですが、このとき秀吉はまだまだ織田の家老たちの中でも格下で、表面的には神戸信孝(織田信長の三男)を総大将にしておくのが得策だったのでしょう。

信孝も、そのお供をしていた丹羽長秀も、光秀と対峙するには兵の数が足りず、結局、秀吉の中国大返しを待つしかなかったんですね。

 


決戦の火蓋

◆まったくもって他人事なのが、名コンビ(というか上司と部下)だった豊臣秀長(秀吉の弟)と藤堂高虎ですが。

【山崎の戦い】で、最初に本格的な衝突をしたのは天王山でした。

高山右近中川清秀の部隊に、明智方の伊勢貞興が突撃。

開戦の火ぶたが切られると、しばらくは両軍ともに一進一退となります。

伊勢貞興
伊勢貞興の生涯|なぜエリート幕臣は光秀に重宝され明智家に従軍したのか

続きを見る

が、総勢1万数千の明智軍に対し、秀吉軍はその2~4倍の兵力を整えていたと言われます。

言わずもがな名目上は織田信孝を神輿に担いだ秀吉に理があるわけで、果たしてこの戦の行方は……。


あわせて読みたい関連記事

織田信長(左)と明智光秀の肖像画
本能寺の変|なぜ光秀は信長を裏切ったのか 諸説検証で浮かぶ有力説とは

続きを見る

武田元明
信長と秀吉に滅ぼされたもう一つの武田家~若狭の武田元明は光秀の従兄弟なのか

続きを見る

京極高次
近江の戦国武将・京極高次が「蛍大名」と揶揄されてしまった理由とその生涯

続きを見る

明智光秀
明智光秀の生涯|ドラマのような生涯を駆け抜けたのか?謎多き一生を振り返る

続きを見る

中国大返し
中国大返しの全貌|秀吉による伝説的な進軍 実際は普通の行軍だった?

続きを見る

黒田官兵衛
秀吉の軍師とされる黒田官兵衛の生涯~天下人を狙える器だったというのは本当か

続きを見る

高山右近
戦国武将・高山右近~信長や秀吉に重用されたキリシタンはなぜマニラに没した?

続きを見る

荒木村重
荒木村重の生涯|信長を裏切り妻子を処刑され“道糞”と蔑まれながらも生き残る

続きを見る

豊臣秀吉
豊臣秀吉の生涯|足軽から天下人へ驚愕の出世 62年の事績を史実で辿る

続きを見る

織田信孝
織田信孝(信長三男)の生涯|秀吉に敗れて無念の切腹それは“十字腹”だった?

続きを見る

丹羽長秀
丹羽長秀の生涯|織田家に欠かせない重臣は「米五郎左」と呼ばれ安土城も普請

続きを見る

豊臣秀長(羽柴秀長)の肖像画
豊臣秀長の生涯|秀吉の天下統一を実現させた偉大なるNO.2その功績とは

続きを見る

藤堂高虎の肖像画
藤堂高虎の生涯|豊臣兄弟の秀長や家康にも厚く信頼された戦国の転職王

続きを見る

伊勢貞興
伊勢貞興の生涯|なぜエリート幕臣は光秀に重宝され明智家に従軍したのか

続きを見る

本連載の過去作品→戦国ブギウギ
もう一つのマンガ連載→日本史ブギウギ

著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

書籍版『戦国ブギウギ』です!

DVD『戦国鍋TV』(→amazon

TOPページへ


 

リンクフリー 本サイトはリンク報告不要で大歓迎です。
記事やイラストの無断転載は固くお断りいたします。
引用・転載をご希望の際は お問い合わせ よりご一報ください。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

アニィたかはし

2014年から歴史系の漫画家として活動。
2015年にはコミック版『戦国ブギウギ』を全国の書店へ向けて発売。
武将ジャパンでは、従来の歴史マンガには無かった独特のポップ感で『ブギウギシリーズ』を展開している。
現在は『大河ブギウギ』シリーズを連載中。
◆主な著書
『織田信長の戦国ブギウギ』鉄人社・2015年・ISBN-13 : ‎978-4865370324

-まんが戦国ブギウギ