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【戦国ブギウギ71話】
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天王山
◆「山崎の戦い」と言えば、豊臣秀吉vs明智光秀による天下分け目の戦い!
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一般的にこの戦いはそんな位置づけをされがちですが、このとき秀吉はまだまだ織田の家老たちの中でも格下で、表面的には神戸信孝(織田信長の三男)を総大将にしておくのが得策だったのでしょう。
信孝も、そのお供をしていた丹羽長秀も、光秀と対峙するには兵の数が足りず、結局、秀吉の中国大返しを待つしかなかったんですね。
決戦の火蓋
◆まったくもって他人事なのが、名コンビ(というか上司と部下)だった豊臣秀長(秀吉の弟)と藤堂高虎ですが。
【山崎の戦い】で、最初に本格的な衝突をしたのは天王山でした。
開戦の火ぶたが切られると、しばらくは両軍ともに一進一退となります。
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が、総勢1万数千の明智軍に対し、秀吉軍はその2~4倍の兵力を整えていたと言われます。
言わずもがな名目上は織田信孝を神輿に担いだ秀吉に理があるわけで、果たしてこの戦の行方は……。
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著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休
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