まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ71話 光秀vs秀吉のガチバトルは天王山から始まる!

2020/05/16

京都で本能寺の変が起きたことを知り、毛利と和議を結んだ羽柴秀吉は、すぐさま畿内へ向けて進軍。

織田信長(左)と明智光秀の肖像画
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俗に言う【中国大返し】を進める一方、謀反の張本人・明智光秀も畿内で足場を固めるべく、四方の武将、諸勢力へ書状を送り、自軍の充実をはかっていた。

北陸の柴田勝家&前田利家は上杉を相手に一歩も動けず、堺にいた四国方面軍の神戸信孝と丹羽長秀には肝心の兵がいない。

かくして事態はいったん膠着し、光秀は一息入れることができるだろうか――。

畿内を包む空気が一瞬弛緩しかけたとき、ついにヤツらは到着した。

 

シスコンと勝負師

◆京極高吉と京極マリアを両親に持ち、若狭の大名・武田元明(たけだもとあき)に嫁いだ京極竜子。

武田元明
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兄弟には京極高次や高知がおり、この一族は近江の名門でしたが、やはり嫁ぎ先が不幸だったのかもしれません。

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劇中ではすっかりノリノリ、ばくち打ちな元明さん。

「若狭一国」という巨大なニンジンをぶら下げられて、明智光秀側につくことに……。

 


海千山千

◆中国大返しを敢行し、畿内へ戻ってきた秀吉&官兵衛コンビ。

中国大返し
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摂津に居て、光秀からのプレッシさらされたのが中川清秀と高山右近でした。

そもそも荒木村重が信長に対して謀反を起こしたときも、共に織田への反旗を翻していた2人だけに、秀吉にも恩義などは一切感じてなかったでしょう。

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彼らを味方に引き入れられなかった光秀の失策と、逆に味方に付けた秀吉の手腕が光りますよね……。
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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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