まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ73話 いくぞ左馬助の湖水渡り! そのころ安土城は……

本能寺の変後、思うように味方を集められず、娘のガラシャを嫁がせていた細川親子にも見限られた明智光秀

これに対し、毛利と迅速に和睦を結び中国大返しを敢行した羽柴秀吉は、京都・山崎の地で明智軍に対峙し、一説に明智の2~3倍と言われる兵力でもってこれを圧倒する。

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秀吉、大勝利!

その後、明智光秀は「比叡山へ落ちのびる」という驚愕の展開となるが(漫画なので夢のある生存説ということで……)

まんが戦国ブギウギ72話 名人・久太郎の参上! 秀吉に敗れた光秀は何処へ

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他にも坂本城、安土城、琵琶湖と、畿内の趨勢を決める戦後処理が今、始まった――。

 

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行け!オオカゲ!

◆明智家の重臣にして、光秀の娘婿とされる明智左馬助(明智秀満)。『麒麟がくる』では間宮祥太朗さんが演じられておりますね。

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そのエピソードと言えば、やっぱり「明智左馬助の湖水渡り」でしょう。

山崎の戦いで明智の敗戦後、坂本城を目指していた秀満は、織田家の軍勢に囲まれます。

しかも、その相手は織田のキレッキレ武将・堀秀政

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もはや絶対絶命!

そう思われたそのとき、秀満が取った進路はなんと琵琶湖でした。

世に知られた名馬・大鹿毛にまたいだまま湖を渡り、坂本城へ戻ったとされているのです。これが出来るなら、光秀が生き残っていたという説もあながち……。

※琵琶湖を知り尽くしていた左馬助が浅瀬を走り抜けたのでは?なんて見立てもありますね

 


光秀の首

◆事実がどうであるか、なんて関係ない――。人心を掌握し、天下を治めて世に平和を導くには、時にカタチだけ整っておけば問題ないのでしょう。

それを知り尽くしていた秀吉と黒田官兵衛

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もし後に光秀の生存が確認されたとしても、もはや何もできませんしね。謀反って、本当に起こす方はリスクが大きい。

少なくとも最低限の大義名分が必要。足軽の身から大出世を遂げた秀吉さんは、それを痛いほどわかっていたのでしょう。
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