まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ74話 勝家で始まり“お市”で終わるキヨスカイーギ!

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戦国ブギウギ74話
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新当主

◆「ワシは三法師が後継者として相応しいと思う!」

秀吉がそう言葉を発したとき、周囲の皆さんは軒並みどんな顔したんですかね?

織田秀信(三法師)
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キョトン顔だったのか。
それとも事前に予想は付いていたのか。

幼子を後継者に仕立て、後見人が政治を握るという手法は古今東西見られた手口だけに、柴田方も全く想像が付かなかったとも思えないのですが、もしも秀吉方が信長次男の「織田信雄」を推薦すると勘違いしていたら、実際、三法師の推挙には驚いたでしょう。

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市の再婚

◆清須会議は、三法師を推挙してそのまま押し切った秀吉の勝ち!という見解が大勢です。

しかし、領地配分や「お市」が勝家に嫁いだところから、実は秀吉の勝ちというより「五分五分じゃない? 見方によっては勝家WINでは?」なんて考え方もあるようです。

信長の妹であり、絶世の美女であり、元浅井長政夫人だったお市の方は、さほどに織田家での存在感があったんですね。

お市の方
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まぁ、最終的には合戦で片がつくため、結局、会議って必要だったの?と思ってしまう感も否めませんが……。


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本連載の過去作品→戦国ブギウギ
もう一つのマンガ連載→日本史ブギウギ

著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

書籍版『戦国ブギウギ』です!

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アニィたかはし

2014年から歴史系の漫画家として活動。
2015年にはコミック版『戦国ブギウギ』を全国の書店へ向けて発売。
武将ジャパンでは、従来の歴史マンガには無かった独特のポップ感で『ブギウギシリーズ』を展開している。
現在は『大河ブギウギ』シリーズを連載中。
◆主な著書
『織田信長の戦国ブギウギ』鉄人社・2015年・ISBN-13 : ‎978-4865370324

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