こちらは3ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
【まんが日本史ブギウギ199話】
をクリックお願いします。
エレキテル
◆平賀源内が成功したのはエレキテルの発明ではありません。
「摩擦起電器」とやらの機械の復原に成功したようで、当人は
・静電気による火花が医療に効果アリ
として宣伝していたようです。
『1週間で15kg痩せる!』とか『誰でもモテモテになる香水!』と似たりよったりな気も……。
解体新書
◆『解体新書』は杉田玄白・前野良沢・中川淳庵・石川玄常・桂川甫周らの翻訳作業によって出来た西洋の医学書ですね。
中身はご存知、人体の解剖図。
原書はドイツ医学教師クルムスの『解剖図表』です(これをオランダ人が蘭訳していたのを杉田玄白らが和訳した)。
しかし絵を写したのは、杉田玄白らではなかったんですねー。
秋田藩士・小田野直武さん。
ほとんど名を知られていませんが、最も我々の脳裏に記憶を残したのは彼の絵のような気がします。

解体新書
あわせて読みたい関連記事
-
田沼の時代を盛り上げた平賀源内!杉田玄白に非常の才と称された“山師”の生涯とは
続きを見る
バックナンバーを全部読みたい!という方はこちらへ→日本史ブギウギ
戦国武将の物語が読みたい!という方はこちらへ→戦国ブギウギ
著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休
【参考】
国史大辞典
『御家断絶―改易大名の末路』(→amazon)
武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を掲載!