東の横綱が徳川斉昭と藤田東湖のコンビだとすれば、西の代表が吉田松陰と門下生たちでしょう。
中でも松陰ときたら、旅行のために脱藩するわ、黒船に乗り込むわ、やってることが無茶苦茶。
といっても単なる無謀な輩ではなく、幼少の頃から天才児と知られ、常識の範疇に収まらなかっただけとも言えましょうか。
しかしその最後は安政の大獄にて……マンガ『日本史ブギウギ』第212話スタート!
戊午の密勅
◆朝廷から水戸藩へ出された【戊午の密勅】。
この動きが幕末のカオスに拍車をかけるようになってしまいます。
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江戸の藩邸
◆徳川御三家なのに……というか御三家の中で蔑ろにされていたからこそ「攘夷」を強固に主張し、支持者を集めていた徳川斉昭。
徳川斉昭は幕府を揺るがし滅ぼす問題児だった?そして水戸藩も崩壊の憂き目へ
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幕府にとっては政治外交を引っ掻き回すトラブルメーカーでしかなく、ついには謹慎を喰らっていました。
安政の大獄
◆将軍継嗣問題でも井伊直弼と敵対していた水戸藩。
その争いに負け、数多の反幕府的行為を咎められて政治的弾圧が加えられた事件――それが安政の大獄です。
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次ページ以降に出てくる吉田松陰もこの一連で逮捕→処刑されてしまいますが、彼の場合は、いささか事情が異なりまして……。
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