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【まんが日本史ブギウギ225話】
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龍吼える
◆薩摩と龍馬。長州と中岡。
両藩の鎹(かすがい)となっていたのが土佐藩の二人です。
それに対し、桂小五郎(木戸孝允)も西郷隆盛も互いの意地が邪魔をしてどうにもうまくいかない。
とはいえ、そこは龍馬の咆哮だけで決められたのではなく、やはり両藩がメリット・デメリットを天秤にかけて、同盟が有利と判断したのでしょう。
締結
◆かくして薩長同盟が締結。
と言っても基本は西郷と桂の口約束であり、正式な書面はありません。
しかし、その内容を記した尺牘(せきとく・手紙)が残っていて現代に伝わっています。
木戸孝允から坂本龍馬に宛てた手紙に同盟の内容と、龍馬の裏書きが記されていたんですね。
よろしければ以下の薩長同盟の記事にて詳細をご覧ください。
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著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休
【参考】
国史大辞典
武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を掲載!