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【まんが日本史ブギウギ228話】
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賊軍の退路
◆鳥羽・伏見の戦いで敗戦した幕府軍。
その後、徳川慶喜はどうしたか?というと……。
「薩摩を倒すぞ!そして天下を安定させようぞ!最後まで戦おう!」
といった熱弁を奮い、家臣たちを鼓舞したのです。
感動のあまり涙を流した者もいたほどで、士気は最高潮だったでしょう。
しかし……。
退却
◆結果、慶喜は逃亡しました。
松平容保らを強引に同じ船に乗せ、しかもその船には慶喜の妾も乗船させるという驚きの展開。
この後、意見が合わずに閑職へ追いやっていた勝海舟を呼び出し、泣きついて江戸城無血開城をお願いするもんですから、もうどうにも情けないというか……。
慶喜は確かに弁舌鋭く頭のよい人物だったかもしれません。
しかし、いざとなったらトンズラという痛すぎる逃亡癖は、家臣たちにとって最悪の泣き所でもありました。
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著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休
【参考】
国史大辞典
武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を掲載!