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戦場からトンズラこいた慶喜の言い訳は?まんが日本史ブギウギ228話

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賊軍の退路

鳥羽・伏見の戦いで敗戦した幕府軍。

その後、徳川慶喜はどうしたか?というと……。

「薩摩を倒すぞ!そして天下を安定させようぞ!最後まで戦おう!」

といった熱弁を奮い、家臣たちを鼓舞したのです。

感動のあまり涙を流した者もいたほどで、士気は最高潮だったでしょう。

しかし……。

 


退却

◆結果、慶喜は逃亡しました。

松平容保らを強引に同じ船に乗せ、しかもその船には慶喜の妾も乗船させるという驚きの展開。

この後、意見が合わずに閑職へ追いやっていた勝海舟を呼び出し、泣きついて江戸城無血開城をお願いするもんですから、もうどうにも情けないというか……。

慶喜は確かに弁舌鋭く頭のよい人物だったかもしれません。

しかし、いざとなったらトンズラという痛すぎる逃亡癖は、家臣たちにとって最悪の泣き所でもありました。


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著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

【参考】
国史大辞典

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アニィたかはし

2014年から歴史系の漫画家として活動。
2015年にはコミック版『戦国ブギウギ』を全国の書店へ向けて発売。
武将ジャパンでは、従来の歴史マンガには無かった独特のポップ感で『ブギウギシリーズ』を展開している。
現在は『大河ブギウギ』シリーズを連載中。
◆主な著書
『織田信長の戦国ブギウギ』鉄人社・2015年・ISBN-13 : ‎978-4865370324

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