まんが日本史ブギウギ

元禄文化は爆発だ! 西鶴、芭蕉、門左衛門! まんが日本史ブギウギ190話

2021/01/30

家康から家光の時代にかけて。

江戸幕府の設立や安定化が進められ、それが終わると、急に「時代劇っぽい」雰囲気になると思いません?

長屋に住む人々が七輪でサンマを焼いたり、井戸から水をすくって洗濯したり。

あるいは、悪いお代官様が商人からワイロを受け取ったり。

長かった戦国時代がようやく真に終息して、庶民の暮らしにもスポットが当てられるようになった証拠ですよね。

となれば更に成熟してくるのが文化事業。

江戸期は絵画や文学が飛躍的に発展した(あるいは記録に残された)と見ても良さそうですが、そこにはいかなるドラマがあったのか。

マンガ『日本史ブギウギ』第190話スタート!

 

左様せい候

◆徳川家綱から徳川綱吉へ。

この時代は武断政治から移り変わった文治政治の成長期に入りますね。

徳川家綱
四代将軍・徳川家綱を地味将軍と言うなかれ 実は好感度エピソード満載な人だった

続きを見る

知恵伊豆と呼ばれた天才・松平信綱の生涯~島原の乱を制し家光と家綱時代を支える

続きを見る

 


将軍復活

◆【生類憐れみの令】から【犬公方】という厳しい見方をされてきた徳川綱吉さん。

生類憐れみの令
生類憐れみの令は日本人に必要だった?倫理観を正した“悪法”に新たな評価で考察

続きを見る

徳川綱吉
徳川綱吉は犬公方というより名君では? 暴力排除で日本人に倫理を広めた人格者

続きを見る

近年は「文治政治を成熟させ、人心にモラルを浸透させたのでは」と再評価も進んでいますが、酒井忠清に対しては手厳しい対応をしています……。

というのも忠清が、綱吉ではなく親王の将軍就任を望んだんですね。

詳細は以下の記事へ。

酒井忠清
下馬将軍と呼ばれた酒井忠清~家綱の文治政治を進めるも晩年は綱吉に嫌われて

続きを見る

 

編集打ち合わせ

『見返り美人図』で知られる菱川師宣さん。

江戸で販売されることになった『紅色一代男』の表紙を担当していたって……なんだか凄いつながりではありませんか?

こういうスーパーコラボを学校の授業でも取り上げてくれれば、もっと歴史好きな人も増えると思うんすけどね。

※続きは【次のページへ】をclick!


次のページへ >

リンクフリー 本サイトはリンク報告不要で大歓迎です。
記事やイラストの無断転載は固くお断りいたします。
引用・転載をご希望の際は お問い合わせ よりご一報ください。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

-まんが日本史ブギウギ

目次