まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ60話 四国における信長vs元親! 本能寺襲撃の原因となる?

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戦国ブギウギ60話
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四国切り取り勝手

◆四国の鬼若子(あるいは四国の姫若子)と称され、統一を果たした長宗我部元親

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もともと信長から四国統一の許可をもらい、息子の長宗我部信親には織田信長の「信」をもらうほど昵懇の仲でした。

しかし、突如信長が「土佐・阿波(南)だけね!」と言い出したもんだからブチキレ! って、そりゃ切れますよね。苦労して四国を統一したのにいきなり半分以上寄越せと言われたんですから。

そもそも織田信長へ使いに出された「ベクノスケ」とのヤリトリがデタラメだったんでしょうか。

まんが戦国ブギウギ30話 変人は変人を知る? ベクノスケと信長が出会った~

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ベクノスケと対面した信長が、元親のことを「無鳥島の蝙蝠(鳥のいない島のコウモリ・つまり井の中の蛙な上に態度をコロコロさせるヤツ)」と評価。

これに対し、ベクノスケは慌てず「蓬莱宮の寛典に候」と答え、信長に気に入られたという、何がなんだかよくわからないエピソード(現代研究者のアタマを悩ませているよう)が残っております。

 


明智重臣・利三

◆長宗我部元親の正室は、明智光秀の重臣・斉藤利三の妹だとされております。

そもそも元親が織田家へ誼を通じるときにもたよりにしたとされ、両者を結んだ中継地点とも考えらているんですね。

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ゆえに、信長の一方的な取り決めにより、長宗我部の四国切り取り自由(四国を好きに統一しちゃっていいよ)という約束が反故にされたとき、斉藤利三がキレて明智光秀に訴え、本能寺の変が起きたという説もあります。

とはいえ本能寺の光秀動機は他に多数あり、よろしければ以下の記事をご参照ください。

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本連載の過去作品→戦国ブギウギ
もう一つのマンガ連載→日本史ブギウギ

著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

書籍版『戦国ブギウギ』です!

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アニィたかはし

2014年から歴史系の漫画家として活動。
2015年にはコミック版『戦国ブギウギ』を全国の書店へ向けて発売。
武将ジャパンでは、従来の歴史マンガには無かった独特のポップ感で『ブギウギシリーズ』を展開している。
現在は『大河ブギウギ』シリーズを連載中。
◆主な著書
『織田信長の戦国ブギウギ』鉄人社・2015年・ISBN-13 : ‎978-4865370324

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