まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ79話 鬼玄蕃が膠着を破り槍の又左が戦局を決めた!

こちらは2ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
戦国ブギウギ79話
をクリックお願いします。

 


出撃前

◆秀吉とは若い頃からの付き合いだった利家ですから、この戦いは初めから激しい苦悩に満ちたもの。

秀吉も事前に利家を調略すべく動くなど、水面下では相当な交渉が行われていたでしょう。

個人的に、利家の腹の底では最初から決まっていたようにも思えますが、ともかく柴田から見れば裏切りであり、前田家としても大々的には残したくない一幕だったはずです。

なお、まつ&寧々の「お茶漬け」エピソードはこちらに掲載されております。

まんが戦国ブギウギ18話 ヤバいやつらが蜂起した!そいつの名は本願寺!

続きを見る

非常に出来すぎた話で真偽の程が怪しいですが、物語としてはいわゆる伏線回収というやつで。手前味噌でごめんなさい。

秀吉の妻・ねね(寧々 北政所 高台院)
秀吉の妻ねね(寧々/北政所/高台院)の生涯|天下人を支えた女性の素顔

続きを見る

 


賤ヶ岳決着!

◆毛受勝照(めんじょうかつてる)とは、柴田勝家の家臣。

かつて長島一向一揆における合戦で、柴田軍が馬印を敵に奪われるという武門の恥を演じてしまったとき、単身突撃でコレを取り返してきたという逸話の武将さんです。

織田信長の肖像画
長島一向一揆|三度に渡って信長と激突 なぜ宗徒2万人は殲滅されたのか

続きを見る

賤ヶ岳の戦いの最後でも、勝家を北ノ庄城へ返すため、再び勝家の馬印を持って戦い、その身代わりになったとされます。

いやぁ、凄まじい。なぜかあまり世間に知られておりませんが、これを機会に広がっていったらいいですねー。

ちなみに、メンジョーさんの登場回はコチラです!

まんが戦国ブギウギ45話 鬼柴田じゃい! 交遊苦手な猪タイプだわい!

続きを見る


あわせて読みたい関連記事

佐久間盛政(鬼玄蕃)
佐久間盛政の生涯|鬼玄蕃と称された柴田勝家の甥は秀吉の誘いを笑って一蹴

続きを見る

前田利家
豊臣五大老・前田利家 “槍の又左”と呼ばれ加賀百万石の礎を築いた武将の生涯

続きを見る

柴田勝家
柴田勝家の生涯|織田家を支えた猛将「鬼柴田」はなぜ秀吉に敗れたか

続きを見る

豊臣秀吉
豊臣秀吉の生涯|足軽から天下人へ驚愕の出世 62年の事績を史実で辿る

続きを見る

秀吉の妻・ねね(寧々 北政所 高台院)
秀吉の妻ねね(寧々/北政所/高台院)の生涯|天下人を支えた女性の素顔

続きを見る

柴田勝家(左)と豊臣秀吉の肖像画
賤ヶ岳の戦い|秀吉と勝家が正面から激突!勝敗を左右したのは利家の裏切り?

続きを見る

織田信長(左)と明智光秀の肖像画
本能寺の変|なぜ光秀は信長を裏切ったのか 諸説検証で浮かぶ有力説とは

続きを見る

中国大返し
中国大返しの全貌|秀吉による伝説的な進軍 実際は普通の行軍だった?

続きを見る

明智光秀
明智光秀の生涯|ドラマのような生涯を駆け抜けたのか?謎多き一生を振り返る

続きを見る

織田信長の肖像画
長島一向一揆|三度に渡って信長と激突 なぜ宗徒2万人は殲滅されたのか

続きを見る

本連載の過去作品→戦国ブギウギ
もう一つのマンガ連載→日本史ブギウギ

著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

書籍版『戦国ブギウギ』です!

TOPページへ


 

リンクフリー 本サイトはリンク報告不要で大歓迎です。
記事やイラストの無断転載は固くお断りいたします。
引用・転載をご希望の際は お問い合わせ よりご一報ください。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

アニィたかはし

2014年から歴史系の漫画家として活動。
2015年にはコミック版『戦国ブギウギ』を全国の書店へ向けて発売。
武将ジャパンでは、従来の歴史マンガには無かった独特のポップ感で『ブギウギシリーズ』を展開している。
現在は『大河ブギウギ』シリーズを連載中。
◆主な著書
『織田信長の戦国ブギウギ』鉄人社・2015年・ISBN-13 : ‎978-4865370324

-まんが戦国ブギウギ