九州を平定し、佐々成政を自害させた豊臣秀吉。
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未だ東国に敵対勢力は残っているものの、事実上、天下統一を果たした豊臣政権の前にもはや敵は……そう、それは日本国民そのものであった。
農民の出から歴史上類を見ない大出世を遂げた秀吉にとって、自らの立場を危うくするものは民にほかならない。
彼らからいかにして武力を奪うか。
刀狩り――。
歴史の授業でもお馴染みすぎるこの一大事業を押し進める豊臣政権、その内部から迫る!
プロジェクト
◆松永久秀らの合戦巻き添えで焼かれてしまった東大寺に代わり、天下人・秀吉が目論んだのが方広寺の建立でした。
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武で全国を統治したならば、次は宗教――そう言わんばかりに数年かけて東大寺より大きな大仏を実際に作ってしまうのです。が……。
後の慶長伏見地震により、この大仏は脆くも崩れ去ってしまうのです。
身分制度
◆朝鮮出兵のフラグをビンビン感じる今日このごろ。
事実、大軍を動員して天下統一を進めた秀吉にとって、その後の国内統治はアタマの痛い問題であったことでしょう。
こんなとき、頼りになるのは、親類衆や頼りになる家臣なんすよね。
それがないもんだから独裁政権とは危うい方向へ進むと、誰も止められなくなり……。
刀狩り
◆当時、村人たちにとって武器の携行はごく自然なものでした。
近隣の村同士の争いによって合戦に至っていた経緯などもあり、それがまさしく戦国の世というやつでしたが、秀吉の完全統治が進めば戦争不要というのも道理。
もとより反抗するチカラなどなかったはずですし、その上、国民のために仏様を作ると言われれば、誰も逆らえませんな、止められませんな。
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傲慢
◆組織というのは、トップ次第で変わるもの。
特に独裁政権ともなれば、出世も早いが崩壊も秒速であり、後に石田三成が悪者にされてしまったのももともとは秀吉自身が招いたものなんでしょう。
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「方広寺の鐘」問題で豊臣秀頼が家康に攻められることになるのも、全部、因果応報だったんすなぁ。
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※ちなみに「最近の秀吉さんについていけない」というのは、九曜紋からして、後に三成と対立した細川忠興さんですね
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著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休
書籍版『戦国ブギウギ』です!













