まんが戦国ブギウギ

伊達三傑が今こそ蘆名と相馬を滅ぼすぞぉ!まんが戦国ブギウギ111話

2021/06/09

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まんが戦国ブギウギ111話
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決戦!

◆戦闘があったのは旧暦6月上旬ですから、現代の感覚ならば7月中旬という気候。

まだ台風の本格的シーズンではございませんが、さりとて天候が不安定にならないとも限らない時期です。

ここまで余裕あったんすかねぇ。

強がってて結果オーライ!みたいに思えてしまうのですが、それもまた伊達政宗の魅力でしょう。

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東国の覇者

◆蘆名軍は、ほとんど戦わずして崩れました。

もとより政宗に対抗するためだけに手を組んだ寄せ集めであり、ダメージを受けるぐらいなら逃げたい――そんな意図だったのでしょう。

しかも、蘆名義広が拠点の黒川城へ戻ろうとしたところ、途中の橋が落とされてしまい、それからは伊達軍にフルボッコ。

数千人単位で死者が出たとも言われ、結果、蘆名家は滅びるのでした。

※この橋は、政宗が事前に破壊させていた――なんて説もございます


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本連載の過去作品→戦国ブギウギ
もう一つのマンガ連載→日本史ブギウギ

著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

書籍版『戦国ブギウギ』です!

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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