足利義昭が織田信長と対戦し(槇島城の戦い)、京都を追われたのが1573年。
その後も義昭は各地へ呼びかけ、将軍の復権を願っていましたが、結果的に元亀4年(1573年)を持って室町幕府は事実上終了しておりました――。
なぜ室町時代は、かような戦乱の世になってまったのか?
一般的には【応仁の乱】(あるいは関東では【享徳の乱】)が国土荒廃の始まりとされますが、その前にバッチリ火種をばら撒いた人がいたからこそではないでしょうか。
日本炎上をお膳立てした主――足利義教。
こいつの将軍就任はヤバいってことで、マンガ「日本史ブギウギ」、第128話スタート!
抽籤結果
就任の条件
その頃関東では
世忍ぶ
将軍就任
公方と管領
延暦寺と義教
燃える比叡山
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信長の前に足利も細川も攻め込んだ! 比叡山延暦寺の理想とガチバトル
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【知ってるようで意外と知らない日本史モヤモヤ】
【足利将軍一覧】
①足利尊氏(1338-1358年)
②足利義詮(1359-1367年)
③足利義満(1369-1395年)
④足利義持(1395-1423年)
⑤足利義量(1423-1425年)
※足利義持(1425-1428年)代理
⑥足利義教(1429-1441年)
⑦足利義勝(1442-1443年)
⑧足利義政(1449-1474年)
⑨足利義尚(1474-1489年)
⑩足利義材(1490-1493年)
⑪足利義澄(1495-1508年)
※足利義稙(1508-1522年)10代足利義材の再登板
⑫足利義晴(1522-1547年)
⑬足利義輝(1547-1565年)
⑭足利義栄(1568-1568年)
⑮足利義昭(1568-1588年)
⑤足利義量→よしかず
⑨足利義尚→よしひさ
⑩足利義材→よしき
⑭足利義栄→よしひで
【鎌倉時代】
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・天皇の奥さん(皇后・中宮・女御・御息所・更衣・女院)
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・藤原北家の台頭始まる薬子の変
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・火事、マジやば応天門の変
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・貴族なのに暴れすぎ!藤原純友の乱
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・実はオモシロ平治の乱
・国風文化(ひらがな&カタカナ)
・作者100本ノック小倉百人一首
・命がけって怖い遣唐使
※次週へ続く
【過去作品はコチラから→日本史ブギウギ】
著者:アニィたかはし
武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を連載。
従来の歴史マンガでは見られない角度やキャラ設定で、日本史の中に斬新すぎる空気を送り続けている。間もなく爆発予感の描き手である(編集部評)