まんが日本史ブギウギ

まんが日本史ブギウギ207話 幕末は改革だ!忠邦敗れて雄藩立ち上がる

2021/06/04

幕末の雄藩と言えば薩摩と長州。

なぜ両藩が維新にかけて成功したのかと言えば、倒幕の前に改革を断行できたからでしょう。

いずれも商いを充実させる方向で歩み、一方で逆の一手を打ってしまったのが幕府です。

水野忠邦が【天保の改革】を進め……ということで、マンガ『日本史ブギウギ』第207話スタート!

 

天保の改革

◆一説には55人もの子をもうけ、「オットセイ将軍」とも呼ばれた徳川家斉が死去。

後に続いたのは影薄将軍筆頭の徳川家慶でした。

水野忠邦を重用して天保の改革に取り掛かるのですが……。

遠山景元は、ドラマ『遠山の金さん』でお馴染みの北町奉行ですね。

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刺青奉行

◆蛮社の獄を強行し、「妖怪」とも呼ばれた鳥居耀蔵。

遠山景元の後釜にすわります。

 

株仲間解散令

◆田沼意次のページでも触れましたが、商業が盛んになった江戸時代は株仲間に税を課することで、幕府も安定した税収を確保することができんですよね。

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商人がなんでもかんでも悪いのではなく、要は匙加減。

そのへん脳内がアップデートできてないと厳しいのは今も昔も同じで……。

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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