どうする家康感想あらすじレビュー

どうする家康感想あらすじ

『どうする家康』感想あらすじレビュー第2回「兎と狼」

ガオー!

人気実力共に今や日本を代表する女優の松嶋菜々子さん。

突然、彼女に吠えさせて、萌えを狙った演出でしょうか。

かつての大河主演を惜しみなく使い、ヒットを狙う姿勢が感じられるオープニングです。

◆「どうする家康」次回予告 初登場・松嶋菜々子「ガオー」虎の真似?早速ネット萌える 家康の母・於大の方(→link

 

あらすじ

織田軍に包囲されてしまい、絶体絶命の松平元康。

でも、負けはしない!

元康は、寅の歳、寅の日、寅の刻に生まれた運命の子である。

そんな元康を白兎と呼んでいた織田信長は兵を引く――古沢脚本の妙が光る展開ですね。巧みな構成は前作を思わせると評価されるのであろうか?

元康は大高城を飛び出し、最愛の瀬名たちを残した駿府に帰ろうとする。

しかし、家臣団は一致しない。

彼らは故郷の三河に戻りたい。

仕方なく駿府へ向かう元康の前に立ち塞がるのが松平昌久。重臣の鳥居忠吉らは重傷を負ってしまった。

ようやく岡崎の大樹寺に逃げ込み、悟りを開く元康であった。

 

あらすじ:ドラマ通構文バージョン

今週もアートなオープニングから始まる『どうする家康』。

歴史ものに不慣れな初心者にもやさしい展開が光る。

織田軍に包囲されてしまい、絶体絶命の松平元康。でも負けはしないはずだ。

ここで元康の母・於大の方の姿が。

「ガオー!」

愛らしく叫ぶ松嶋菜々子さん。『利家とまつ』でヒロインを務めただけあって、安定感のある演技である。

なぜ虎の真似をするのか?

というと、元康は寅の歳、寅の日、寅の刻に生まれたから。

『鎌倉殿の13人』の三寅を思い出すファンもいることだろう。今年は『平清盛』から主演の松山ケンイチさんのみならず、スタッフも参加している。

リベンジを果たしたい熱気が感じられる作品だ。

どういうわけか元康を白兎と呼んでいた織田信長は兵を引く。

「これまでとは違う」と言うテレビ業界人も多いという斬新な信長像。時代劇に詳しい専門家によれば、今年の今川義元や徳川家康の像は正反対だという。

寺島しのぶさんのナレーションとのギャップにクスリとしてしまうファンも多いはずだ。

ようやく大高城を飛び出した元康は、最愛の瀬名たちを残した駿府に帰ろうとするが、家臣団は一致しない。

彼らは故郷の三河に戻りたいのである。

誰しも家を思う気持ちはある。そう感じさせる秀逸な展開だ。

仕方なく駿府へ向かう元康。しかし渋々三河へ向かうと、松平昌久が立ち塞がり、重臣の鳥居忠吉らは重傷を負ってしまった。

このあたりは舞台となる静岡の地名も頻出するせいか、静岡での初回視聴率は22%超えを叩き出した。

昨年の神奈川に続き、地元を活性化できることだろう。

やっと岡崎の大樹寺に逃げ込み、悟りを開く元康。

“か弱きプリンス”がどう強くなってゆくのか、これからも見守ってゆきたい。

“シナハン”を重ねてゆく古沢マジックに今週も唸らされた。

 

ドラマ通構文とは?

二度もあらすじを載せて何なのだ?

「ドラマ通構文」とはいったい何なのだ?

と言いますと、なんとなくオシャレで賢そうに見える構文のこと。

本作を褒める記事をご所望の方は、他にいくらでもあることをご認識いただければ幸いと思い、以下に参考記事リンクを貼らせていただきました。

ざっと検索をかけただけでも凄まじい数になります。

◆ 「神君」でも「たぬき親父」でもない等身大の“松平元康”。「戦場から離脱した大将」という描写をどう受け止めるべきなのか?【どうする家康 満喫リポート】1(→link

◆大河ドラマ「どうする家康」は「平清盛」のリベンジ作!? 初回放送で見えた!今後の注目ポイントはココだ!(→link

◆『どうする家康』初回で感じた7つの魅力 “かよわきプリンス”やアートなOP…「俺の白兎」も話題(→link

◆「どうする家康」初回視聴率、静岡で22%超え!2010年以降で最高値に(→link

◆「どうする家康」好スタート これまでとは違う…同業者が感じた“4つの驚き”(→link

◆『どうする家康』を時代劇研究家はどう見たか?注目したのは「徳川家康と今川義元のイメージの逆転」(→link

◆「どうする家康」今川義元初回退場!CP語る3つの狙い 古沢マジック炸裂“シナハン”生きた元康の恐怖心(→link

◆「どうする家康」第1回「どうする桶狭間」“か弱きプリンス”徳川家康に込められた思いとは【大河ドラマコラム】(→link

◆超高速だが不慣れな人にやさしい、斬新な第1話【どうする家康】(→link

私は?と言えば、第1回放送から厳しい見方となってしまいましたが、今回もまた同様。

褒め記事をご覧になりたい方は上欄の記事をクリックしていただき、厳しい見方にご賛同いただけそうな方のみ、先へお進みください。

 

どうする精神力

前年の大河『鎌倉殿の13人』はメンタルケアを重視していて、撮影現場では、役者さんやスタッフに対して、リスペクトトレーニングが取り入れられておりました。

今年は大丈夫でしょうか?

役者さんの顔色が沈んで見えるんですよね……気のせいだったらよいのですが、現場の雰囲気が乱れている危険性を感じます。

 

どうするドラマ構成

まだ第2回放送だっていうのに、追い詰められている予兆が出ています。

ペース配分と構成がおかしい。序盤から回想シーンを入れすぎています。

初回はいきなり桶狭間敗戦までを高速で描き、2回目で遡って描かれていますが、果たして効果的でしょうか?

戦国時代に詳しくない方がご覧になられたら、場面が飛びまくって、内容を捉えきれてないようにも思えます。

子役を敢えて使わないのは『真田丸』や『麒麟がくる』、『鎌倉殿の13人』でもそうでした。

しかし、毎回それが正解ではなく、本作は不自然さに繋がっていませんか?

◆「13歳を39歳で!」家康演じた “瀬名”有村架純との「むずがゆい」出会いを振り返る(→link

『鎌倉殿の13人』も、第一回の実衣や三浦義村は年齢的にはかなり無理がありましたが、さほど注目はされていません。

それを気にさせないほどシナリオに引き込む力がありました。のみならず、平安末期から鎌倉時代の作品が他にあまりないことも比較されにくかったことも当然ながら影響しているでしょう。

しかし戦国時代は、鎌倉期よりずっと世間に浸透していて漠然とした人物イメージもあるでしょうから、作品として出すには、より高度な演出が求められるはず。

元康と瀬名のおままごとシーンをごく自然に受け容れられた方は少なかったのでは?

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