どうする家康感想あらすじレビュー

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『どうする家康』感想あらすじレビュー第23回「瀬名、覚醒」

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『どうする家康』感想あらすじレビュー第23回「瀬名、覚醒」
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◆フォードが「不適切」イラストで謝罪 印生産車のトランクに縛られた女性(→link

ここまで悪質とは言えないかもしれませんが、センスは同程度で、本質的な姿勢は同じでしょう。

若い女が怯える顔って萌え〜〜〜!ww それをお堅いNHKでやることこそクールww

そんな風に思っているのでしょうか。笑止千万とはまさにこのことです。

 

どうするLEDウォール

このドラマがオープンテラスがやたらと多いのは、LEDウォールを使いたいからですね。

岐阜城もLEDウォールで豪華……なわけないでしょう。

しかも最近は手抜きなのか、ぼやけているのが見え見えで処理が甘い。

本当に最先端技術なのですか?

 

どうする不潔感

本作は『平清盛』の美点を引き継がず、欠点を悪化させて引き継いでいます。

あのドラマが「汚い」とされたことに対し、言いがかりだのなんだの反論もありましたが、実際、色々とおかしかった。

例えば、目上の人に会うような場面でも、服や顔を汚していた。

いくら当時の人だろうと、大事な人と会う時は顔くらい洗いませんかね? というリアリティの欠如があったものです。

それを今回は悪化させて、一定の立場もある水野信元がチンピラすぎる態度で、糾明を受けています。そりゃあ成敗されるでしょうよ。

 

どうする思ったことを全部言う

だから、オープンテラス状態の城で、どうして信康は思ったことを全部しゃべるんですか?

回転寿司で暴れる高校生じゃないんだから……と呆れていたら、水野信元も全部ぶちまけていました。

これで見せ場を作ったつもりなのが痛々しい。単なるチンピラとして死んでしまった。

終始、態度の悪い人物像だったので、『さっさと潔く腹を切れ』と言いたくなりましたよ。

 

どうするBGM

まったく戦国時代らしくないうえに、ものすごく耳障りです。

差し迫った場面でピアノがピロピロ。

なんでこんな陳腐な使い方をするのでしょう?

和楽器の音も少ないと思います。

これみよがしに使うのもどうかと思いますが、本作は時代ものという響きに思えません。

 

どうする「戦国なのに昭和の専業主婦」

みんなが見ている前でわざとらしく裁縫をする瀬名たち。

兄の死をしらずに「ハマグリもらいました」という於大。

これはもう戦国女性ではなく完全なる現代人ですね。

裁縫を舐めているのでしょうか。その道の担当者もいるでしょうよ。

だいたい戦国時代に、この地位にいた女性たちが、自ら縫い物をしたり、食材をもらって喜んだり、そればかりしているのですか?

『麒麟がくる』では朝倉義景の嫡男が毒殺されていました。食事係の女中が買収されたからです。あの展開をまさか「ママが手作りしないからだ!」とでも思ったんですかね。

『鎌倉殿の13人』の北条政子は、地位があがると家事をしなくなっていった様子が描かれています。同じく、りく(牧の方)は、避難した寺で掃除をする羽目になり、かったるそうにしていました。

それで「ああいう女ってむかつくよね〜」とでも思いましたか?

このドラマは、戦国時代の年表に昭和のホームドラマが強引にねじ込まれています。

“専業主婦”なんて立場は、歴史的に見ても日本では20世紀の一時期のもの。

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