どうする家康感想あらすじ

『どうする家康』こんな後半戦は絶対イヤだ!36の悪寒をリストアップ

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㉕しかもBL関ヶ原

「なぜなんじゃー! なぜ、三成と戦わねばならんのじゃー!」

そうピーピー泣き叫ぶ家康。

逃げ落ちながら、家康との甘い回想シーンを思い出す三成。

本当は戦いたくなかったのに……わかりあえると思ったのに……直江兼続あたりのせいでこんな結果に……。

書いている私も意味がわからなくなってきましたが、そんな風に悔やみながら終わるのではないでしょうか。

このドラマは使い回しが好きですからね。それでも家康と三成は耳をかじらないだけマシかもしれません。

BL風な関ヶ原確率:★★★☆☆

 

㉖石田三成らが兜首で晒される

『鎌倉殿の13人』といえば首桶。

『どうする家康』といえば兜首。

そこは欠かせませんね。

なぜ兜首ばかり出てくる?死者の扱いがあまりに酷い『どうする家康』

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「いや、ちょっと待て。刑罰としての晒し首は兜を被らせないでしょ」

「ましてやBLしていたのに……」

そう突っ込んだところ、こう返ってきます。

「名のある武将と示すために兜首を取ることは当時あったんです」

石田三成の晒し首が兜を被っていなかったという証拠はありませんよ」

いや、そうでなく……と嘆いても仕方ありません。大きな心で受け入れましょう。

石田三成が兜首の確率:★★★☆☆

 

㉗北野武監督『首』で上書きされる

今秋公開の映画『首』。

久々に話題となる時代作品であり、楽しみにされている方も少なくないでしょう。

劇場へ足を運びたくなる魅力が今から非常に漂っています。

映画では、最低最悪だった明智光秀はじめ、信長周辺もきっちり上書きされるはずですので、『どうする家康』で苦い思いをされた方はお口直しにも良いかもしれません。

「明智光秀は、長谷川博己さんもよかったけど、西島秀俊さんもいいよね」

「あれ? 何かもう一人いたような……ま、いっか」

と、なるでしょう。

映画『首』に上書きされる確率:★★★★☆

 

㉘『大奥』が実質大河として認識

主演の一人を務めた冨永愛さんが、信玄公祭りで信玄を演じるなど。

歴史ファンからの評判が高く、躍進著しいNHKドラマ10『大奥』。

こちらも秋にシーズン2が始まり、以前からあった「こっちの方がよっぽど大河じゃん!」という声はさらに高まるでしょう。

◆第50回信玄公祭り 信玄公役が決定しました(→link

大奥が大河認定される確率:★★★★☆

 

㉙外交や宗教史でやらかす

悪しき大河ドラマの特徴として、日本史の範囲を超えた考証がお粗末になることが挙げられます。

これは日本史の実に悪い点であり、どうにかして欲しい点。

中国史や西洋史で何かとんでもない間違いをしそうで、嫌な予感がしています。

一番やらかしそうなのは、カトリックとプロテスタントを混同すること。

プロテスタントのアダムスが酒を飲むような場面は勘弁してください。

「酒でも飲まぬか」

「いえ、私はちょっと」

「ワインでどうじゃ?」

「キリシタンなので酒は飲めませーん」(※カトリックならワインは大丈夫です)

「ちょっとだけならいいだろう」

「おう、じゃあ、ちょっとだけ……オー、デリシャス! 日本最高でーす! 酔っ払いっちゃいました〜踊っちゃいまーす」

(※プロテスタントの宗派によっては飲酒禁止で、許可していても大っぴらに泥酔することは悪とされる)

こういうやりとりが悪い例。

朝ドラ『花子とアン』では、飲酒を禁酒されていたプロテスタント宗派の人物をモデルとしながら泥酔場面があり、問題視されたものです。

良識的な大河はこういうことをしません。

例えば『八重の桜』では脚本の段階で同志社大学が確認し、飲酒場面は全て書き直されました。

外交や宗教でやらかす確率:★★★★☆

 

㉚武衛が『御成敗式目』制定前に戻るほど怒る

“武衛”とは『鎌倉殿の13人』ファンのこと。

『鎌倉殿の13人』で上総広常を熱演した佐藤浩市さんが、真田昌幸を演じます。

「今までにない大河だ!」と煽っておきながら、中盤以降は大河ファンホイホイのようなキャスティングにしたこの作品。

ネットニュースやスポーツ紙が「あの『鎌倉殿の13人』を超えた!」と煽り、全国の“武衛”がキレるでしょう。

全国の“武衛”がキレる確率:★★★★☆

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