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㉛『真田丸』ファンがイライラ
同じく『真田丸』ファンも心中穏やかではなくなるでしょう。
御用メディアがこぞって
「あの『真田丸』を超えた!」
と煽るのが今から目に浮かぶからです。
NHKから素材を提供されている提灯記事については、もはや我慢するしかありません。
『おんな城主 直虎』や『麒麟がくる』のファンたちも、これまで散々味わっています。
すでに真田一族が空気のような扱いであることからして避けられないでしょう。
信之より稲が、幸村より淀の方が目立ちそうですね。
真田丸ファンがイライラ確率:★★★★☆
㉜「女性が活躍! ジェンダーを意識!」という煽り
最終盤になって淀の方が鬱陶しいほど目立つ。
そして出されるのが「女性が活躍する大河!」という趣旨の記事でしょう。
今川との関係を重要視していながら寿桂尼を全く出さない――その時点で、女性の活躍なんて頭にないのは明白。
側室スカウト会議を長々と映しても、今川を支えた寿桂尼をスルーするのが本作の本質です。
女性活躍を煽る確率:★★★★★
㉝ネットのカオス現象大集合
クオリティは驚くほど低い。
だから視聴率も下がる一方。
それなのに「ネット大興奮」というニュースが止まらない。
なぜなら、提灯記事に加えて、どんなにしょうもない描写でも大仰に褒める「ポリアンナ症候群」と呼ばれる状況がSNSなどで発生しているためです。
インターネットスラングでいうところの「でんでん現象」ですね。
前例はこちら。
◆「いだてん」は“でんでん現象”か?大河最低視聴率とネット好評&席巻“乖離”のワケ(→link)
提灯記事の筆頭ライターであるスポーツ紙が記事を書いているのも皮肉ですが、今後も視聴者の母数が減れば、ますます一部ファンの声ばかりが大きくなりノイジーマイノリティ化が進みます。
大河枠の生存ということを考えたら、まったくもって嘆かわしい現象です。
でんでん現象の増加確率:★★★★★
㉞来年はオーディション経由の役者が増える
これは願望。
もう事務所都合でのキャスティングはやめましょう!
オーディションによる配役確率:★★★☆☆
㉟脚本家降板
視聴率が二桁を割る流れは明白だった。
評判も著しく悪い。
普通ならば脚本家が交代していてもおかしくないですし、過去にもそういうことはあります。
しかし今年は“名前”に頼りすぎたのか、最初から契約でもあるのか、降板という事態には至りませんでした。
最後まで続投するのでしょう。
脚本家の降板確率:★☆☆☆☆
㊱不祥事が起こる
そんなことがあって欲しくはないと心から願いますが、何かあったらどうしましょうか。
不祥事の勃発確率:★☆☆☆☆
まとめ
今年はもう挽回できっこない――これは確定しているでしょう。
2024年大河ドラマ『光る君へ』の制作陣も理解しているのか、来年はオーディションでしっかりと出演者を選んでいるという話も耳にします。
視聴率だけが問題ではありません。
こうも崩れ落ちた大河ドラマの信頼と尊厳を回復するためにも、真面目に作って欲しいと願うばかり。
脚本家は史料を読み込み、人の話を聞き、長丁場で書ける方に依頼していただければと思います。
2025年までは安心の脚本家で確定しています。
2026年以降もその調子でお願いします。
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どうする家康/公式サイト